2代目社長語らせて頂きます!!

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ベストホーム二代目社長 戸髙勇樹が想いを語ります!!

取締役社長 戸髙 勇樹
取締役社長 戸髙 勇樹

初めまして、代表取締役の戸髙勇樹です。
数あるリフォーム会社の中から、ベストホームのホームページを見て頂きありがとうございます。

ベストホームという会社のことを知って頂くために、今までのベストホームとこれからのベストホームの事、合わせて私自身のことをお話ししていきたいと思います。

長くなりますが、恥ずかしいことも包み隠さずお話しさせて頂きますのでぜひとも読んで頂けたらと思います。

ベストホーム二代目社長 戸髙勇樹が想いを語ります!!

・・・ここがあったから今の私があります。

私は大学卒業後に、全国展開をしている某大手塗装リフォーム会社に就職。
人生初の社会人になり、これが仕事というものなのかと言わんばかりに営業という会社から与えられたノルマに追われ、毎日ただ日々過ぎていくだけでした。

リフォームの仕事という実感は無く『契約を取る』為だけに仕事をしているようにも思えました。

ただ社会を知らない一年目、これが仕事だと自分に言い聞かせながら毎日夜遅くまで仕事をし、売り上げがいかなければ週一回の休みは返上して出勤。

この時点ではリフォームの仕事を通じてお客様に喜んで頂くという概念はあまりなかったようにも思えます。

ベストホーム二代目社長 戸髙勇樹が想いを語ります!!

先輩社員と同行し、営業のノウハウを学んでいく中で驚きの事実に直面しました。

人生で初めてのお見積りのご提案でお伺いしたお客様との商談時、『この地区に私どもと日本ペイントさんとで共同開発したオリジナル塗料を広めていきたい。その最初の現場ということで今回ご契約を頂けるなら、足場組立費をサービスさせて頂きます』と先輩社員がお客様にお話ししたのです。

私は心の中で『大手は凄いな。こんな大きな費用が掛かる足場代が無料になるなんて、やっぱ大手は違うな!!』と思いながら先輩社員の説明を聞いていました。

御客様との契約が無事に済み、事務所に帰る途中の車内で『足場代が無料にできるって、大手は違いますね』と話したところ。

『他の項目に金額を振り分けて、足場代が弾けるようにしてるんだよ、そうすると足場代が無料ならというお得な感じの錯覚に陥って、早く契約が決まるようになるんだよ』と先輩社員から言われたのです。

正直私の心の中は『何かおかしいな、こんなことで良いのかな、これは仕事して仕方のないことなのかな・・・』と思いながらも社会人一年目、長いものに巻かれるではないですが日々仕事に没頭していました。

全国展開、そして新たに支店をオープンと波に乗っている会社でもあり、会社のことがNHKに放送されることになりました。この放送に私が新卒で唯一登場することになり、当時の心境や今後どうなりたいかなどを話していました。自らの力でこの会社をもっと変えていこうとさらにヤル気に満ちていました。

そして日々過ぎていき、直方市のお客様のところにお伺いさせて頂いた時のこと。

奥様、『あなたNHKのテレビに映っていたかたですよね。見ましたよ』
私、『ありがとうございます。』
奥様、『あのテレビを見たときに、この会社で塗装工事をしようと思ったんですよ、そしたらテレビに映っているあなたが来たからびっくり。我が家をお願いします』

すごく話も盛り上がり、こちらのお客様は三組のご紹介をしてくださり、やはり感謝される仕事をしていきたいと改めて思うようになりました。

しかし現実は甘くなく、組織が大きい分、私の意見などは通ることもなく、この会社で上の方に昇格しない限りは意見を通すことはもちろん、会社を変えることなんかできないなと感じました。

ベストホーム二代目社長 戸髙勇樹が想いを語ります!!
ベストホーム二代目社長 戸髙勇樹が想いを語ります!!

個人差はありますが、2年目からはお客様に自らお見積りの提案や色決めをできるようになり、新たな仕事も増えてきました。

しかし、ここでも『ん?』と思うところが。

契約を頂いた後、お客様と会うことができないこの状況・・・何かおかしい。

私のイメージではお世話になったお客様のお住まいが綺麗になっていく過程が見れ、完成したお住まいを一緒に見ながらお話ができるイメージでした。

しかし、そんなことは全然なく、次の契約にシフトチェンジ・・・

やはり何かおかしい。このままだと何か大事なものも見失ってしまいそうな気持になりました。

それからも日々業務を続けていく中で、毎日が契約や数字に追われる日々。

同期も次から次へと辞めていき、私は途中で投げ出したりするのが嫌な性格なので辞めたいというよりも、この体制を変えたい、どうにかしたいと思い、日々仕事をしていました。

そんなある日、ブロック長や支店長から話があるといわれ食事に。

『塗装事業は問題ないけど、不動産事業の方で大きな負債がでてしまって、業務縮小する形になり、年明けに北九州支店はなくなります。でも戸高君にはこの会社に残ってほしいから、前もって伝えておこうとおもって・・・福岡本社で働いてほしい』

そのことを聞いた瞬間、迷うこともなく、このタイミングでこの会社は見切りを付けようと決めました。きっと自分の中で引っかかる部分、納得いかない部分があったんだろうと思います。

ベストホーム二代目社長 戸髙勇樹が想いを語ります!!

塗装リフォームの仕事を退職しましたが、民事再生法によりすぐ失業保険が支給されたのでゆっくりと自分を見つめ直す時間が出来ました。

新卒で入社し休みもなく、もの凄いスピードで毎日が過ぎていく中で、仕事のことしか考えていなかったのでこの期間は凄く貴重でした。

自分はどんな仕事がしたいのか、どのような人間になりたいのか・・・色々考えても具体的なことは思いつかない中で、唯一出てきたのは『人から感謝される仕事をしたい』これだけしか思いつかなかったですが、この気持ちに焦点を合わせて就職活動をしていきました。

就職活動をしていく中で、素敵な会社に出会いました。

病院や薬局へ薬を届けたり、PRをしたりと前の仕事とは全然違う業種へ。

営業は営業なのですが、以前の会社のようにバリバリの体育会系の営業会社ではなく、新しい会社はスタッフの方々がみんな暖かく、アットホームな会社でした。

病院関係がお客様なので病院が夕方には閉まるので帰宅時間も早く、日・祝日はもちろん土曜も祝日がない週は休みと、以前の職場と比べると仕事内容もそうですが、明らかに自分の時間があるこの仕事は天国な感じがしました。

無数にある薬の種類、効果・効能・・・毎日が新鮮でした。

午前中は薬を届けて、納品後は取引のない病院や薬局へ営業、ここでのお客様はお医者さんや薬剤師さん・・・相手の方が薬については詳しいので、ここでも新たな壁に直面しました。

自分に余裕があるせいか、毎日薬を覚えたり勉強するのが楽しかった。

ベストホーム二代目社長 戸髙勇樹が想いを語ります!!

この素敵な会社に不満はなかった。
しかし、何か物足りない感じがしている自分がいる・・・

『人から感謝される仕事がしたい』これには直結していなかった。

薬を届けても患者さんから『あなたが持ってきた薬で元気になったよ』という言葉はなく、そもそも患者さんと話す機会はない。

あくまでお客様はドクターと薬剤師さん。ただ途中で投げ出したりするのが嫌いな性格なので、自分の気持ちを押し殺して仕事をしていくこととなります。そんな日々の中、以前リフォームの会社でお世話になっていた協力会社の方から連絡が。

今お世話になっているリフォーム会社の社長さんが、『若手で良い人がいたら紹介してと言われた時に、戸高君を思い出したんで、一回話を聞いてみてくれんかね』と連絡がありましたが、勤めさせて頂いている会社に不満があるわけではなかったので誘われるたびに何度も断っていました。

『人から感謝される仕事がしたい』これについてはリフォームの仕事はぴったり当てはまります。

そんなことを考えていく中で一度話を聞かせて頂きましたが、結果お断りさせていただきました。

全スタッフが先代の社長、年配の営業の方、事務員さん・・・

ちょっと大丈夫かな、これが本音の気持ちでした。

しかし、何度かお会いさせて頂く中で『今までお世話になったお客様を私の一代でなくすのは心苦しい、申し訳ない』と先代の社長のこの気持ちが私の心を動かしました。

私が直接関わらせて頂いたお客様ではありませんが、そのお客様のことを考えるといつの間にかお世話になることを決めていました。

お世話になって二年間、すごく温かい会社に退職を伝えるのには勇気がいりました。

引き止められましたが、温かく見送ってくれました・・・
今でもこちらの社長さんには御世話になっており、毎年年末には必ず顔を出させております。

そしてベストホームへ!

以前の大手の会社とは違い、バリバリの体育会系ではなく、直接営業ノウハウをいうよりも、とても自由というか自ら考えて行動するようなそんなリフォーム会社でした。

ベストホーム二代目社長 戸髙勇樹が想いを語ります!!
ベストホーム二代目社長 戸髙勇樹が想いを語ります!!

入社するときの条件として、ベストホームに対し一つだけお願いしたことがありまして。

『御契約をいただいたお客様のもとへ、工事が終わるまで・工事が終わった後も担当者がずっとお付き合いをさせて頂くような体制にしたい』これをお願いしました。

以前のリフォーム会社のようなお客様と向き合えない・完成まで立ち会えない、そんな仕事はしたくないと思っていましたのでこれだけはお願いしました。

先代の社長にはすぐに快諾して頂けました。

今まで営業しかしていなかった自分が工事の管理まで・・・しかし、これがすごく楽しかった。

現場調査から始まり、お見積り提示からのご契約、足場組立・塗装工事・足場解体、そしてお引渡し・・・最初から最後まで担当するという、すごく達成感のある仕事に変えることができ、時には厳しい声もありましたが、お客様の喜んでくださる顔が直接見られるこの仕事は最高です。

以前お世話になったお客様からのご紹介も年々増え、そして今までは住宅のみでしたが、アパート・マンション・工場や、店舗の改装や内装リフォーム工事など仕事の幅も広くなり、感謝される仕事はもちろん、生まれてずっとお世話になっている地元の為に仕事がしたいと思うようになりました。

ベストホーム二代目社長 戸髙勇樹が想いを語ります!!
ベストホーム二代目社長 戸髙勇樹が想いを語ります!!

近年、有難いことにお客様からのご相談のお電話が増えております。

ただのご相談ではなく、他社で一度施工をされた方からのご相談です。工事に満足・納得していればこのようなことはないと思います。

『洗浄というか風みたいなのを壁に充てて、工事自体も三日で終わったんですが、可能でしょうか?』

『この冬場に屋根の塗装が一日で上塗りまで完了したのですが、こんなことってあるんでしょうか?』

さらには、私もお見積りをご提示させていただいたんですが予算の関係で他社で・・・

すると『戸髙さんを断って他で工事をしているのにこんな事聞くのは失礼ですが、屋根の塗装って普通何回塗りですが?なんか下塗りを言ってないような感じがするんですけど』

さらに別のお客様で『二回も断って戸高さんに連絡するのは・・・でも頼る人がいなくて聞きたいことがあるので連絡させていただきました。なんか屋根から壁からその他まで仕上がりがすごく悪くて、なんでこんなことになってるのか・・・戸高さん一回見てくれませんか』

私はいったい工事をした人は何をしているんだ、正直まずそう思いました。

お客様が素人なのをいいことに、やりたい放題・・・感謝される仕事、それ以上にこの業界を変えていかないといけないと決心しました。

大きな塗装会社から小さな塗装店、非常に安価な塗装工事から高額な塗装工事・・・

塗料は半製品です。いくら良い塗料でも塗り手によって効果や性能は全然変わってきます。

いくら良い塗料でも薄く塗ってしまえば汎用塗料以下になってしまう・・・
そんなことが日常茶飯事で起きている塗装業界。

私はこの業界は見直す部分がまだまだあると思っております。

しかし私だけではこの業界を変えることはできませんが、まずベストホームでお世話になったこの街を少しでも塗装で元気になってもらい、悲しむようなお客様が少しでも多く減るようにしたいと考えております。

そうしていくことによってこの街だけではなく、この業界・日本全体が変わっていければと思っています。

人は体調が悪くなったら病院に行きます、車も調子が悪かったら車屋さんへ、じゃあ家は?

今でも数多くのご相談の連絡をいただいておりますが、、もっと気軽に少しでも多くのお客様が立ち寄れる会社にしたいとおもっております。

お住まいのことやどのようなご相談でも少しでも気になることがございましたらお立ち寄りください。

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