下塗りは必要に応じて1~2回塗りが必要
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下塗りの重要性


上の表の「塗装部位の材質」と「塗り回数」にご注目下さい!
鉄やアルミニウムなどの金属下地には塗り回数「1」と記載されていますが、
モルタルやコロニアルなどのセメント系下地に関しましては塗り回数「1~2」と記載されています。
つまり、セメントが主材の劣化すると吸い込んでしまう下地には、下塗り1回という基本的な仕様で施
工を行ってしまいますと、後々に不具合が生じる可能性があります。

下塗りが1回でも2回でも、塗装直後の仕上がりに差はほとんどありません。差が出てくるのは施工して数年経過した時です。
その時に「失敗した!!」「施工した会社に連絡しても全然対応してくれない」となってもその時はすでに遅いのです!

塗料は「半製品」です。いくら良い塗料でも職人が手を加えることによって初めて「製品」として形になります!
車や家電のように出来上がった商品をご提供するのではなく、現場で1工程1工程施工を行い完成していく完全オーダーメイド商品です。
使用する塗料が同じであっても会社の工事に対する考え方や施
工の品質、職人の技術や経験・気持ち等で予算も違えば、仕上
がりや耐久性も大きく変わってきます!

使用する塗料も大事ですが、塗装は何を塗るかよりも塗装の厚みが重要です。
いくら良い塗料でも、規定よりも薄ければ本来の耐久性も発揮できません!
上塗りを塗料メーカーの規定通りの厚みをつけるために、しっかりと 下塗りの段階で下地の塗料の吸い込みを防ぎ、上塗りでしっかりと膜 厚を確保することで長く快適に住めるお住まいにしていきましょう!