2025/05/14

💬「外壁塗装をするけど、近所に挨拶って本当に必要？」

💬「業者がまわってくれるなら、自分からいかなくてもいいのかな？」

塗装工事の前にご近所へ挨拶すべきか、どのようにすればいいのか、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。たしかに、今は業者が代わりに挨拶してくれることも増えましたが、それでも施主自身のひと言があるかないかで、周囲の印象は大きく変わるのです。

今回のお役立ちコラムでは、塗装工事の前に近隣挨拶がなぜ大切なのか、トラブルを防ぐために知っておきたい3つのポイントについてお話していきます！

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なぜ塗装工事で近隣挨拶が必要なの？

塗装工事では、作業内容上どうしても以下のような影響が近隣におよびます。

高圧洗浄や足場組み立てによる【騒音】
塗料や洗浄剤などによる【臭い】
職人さんや車両の出入りによる【生活導線の変化】

とくに、住宅密集地では「うるさい」「臭い」「勝手に車を停めていた」などといった、小さな不満が積み重なってトラブルに発展してしまうこともあるのです。住宅の敷地をでればそこは公共の場です。

だからこそ、路肩の駐車や騒音などには気をつけなければなりません。工事前にご近所に挨拶をしておくだけで「きちんと配慮してくれてるんだな」という印象をもってもらえます。工事期間中、お互いに気持ちよく過ごすためにも、近隣への挨拶は必要なのです。

挨拶をしないまま工事が始まると以下のようなクレームにつながることもあります。

💬「いきなり足場が立ってびっくりした」

💬「こっちは何も聞いていないのに、毎朝うるさくて困る」

💬「洗濯物を干したいけど、臭いが気になって干せない」

💬「小さな子どもがいるから見慣れない車が出入りするのは不安」

近隣に住んでいる方は、年齢性別、家族構成などあなたのご家庭とはまったく異なります。そのため、あらゆる事情から工事を迷惑に思う可能性があるのです。「工事をします」というお知らせを挨拶としてしておくことで、その「ちょっとのひと声」が、のちの信頼にもつながります。

ポイント①いつがいいの？近隣挨拶のタイミングと範囲

では、挨拶はいつどこまでのご近所にするのが良いのか、近隣への挨拶について具体的な方法を把握しておきましょう。ベストなタイミングとしては「工事の1週間〜3日前」です。あまりに直前だと、準備の時間がとれずに迷惑になることもあるため注意しましょう。

工事の段取りがある程度決まった段階で伝えるのがベストです。業者が挨拶をする場合は、施主はその前にひと言だけ伝えておくのも良いです。挨拶する範囲としては「最低でも左右と向かい3軒」を目安にしましょう。

両隣
向かい3軒
裏手の2軒（裏のお宅の壁が接している場合）

とくに、足場の設置で隣家の敷地に入る可能性がある場合や、車両が出入りする際に道幅が狭い場合は、遠方でも関係がありそうな住宅へはひと声かけておくと安心です。塗装工事は、音や臭いといった広範囲に影響をおよぼす可能性のある工事です。それを想定した範囲まで挨拶をしておくことで、ご近所からのクレームや不快感を回避できます。

ポイント②工事前挨拶のマナーと好印象の作り方

せっかく挨拶にいくなら、好印象につながる気配りも忘れずにいきましょう。ちょっとした配慮が、信頼を深めてくれます。

挨拶時に伝えるべき内容は以下の通りです。

工事の期間（開始日と終了予定日）
作業時間（朝何時～夕方何時まで）
発生する可能性のある音や臭い
業者が挨拶にいく日（必要であれば）
緊急連絡先

この旨を1枚の用紙にまとめておくと、あとで見返すことができて便利です。挨拶で訪ねてもお子さんしか在宅でなかったり、高齢者だけの世帯であったりした場合、必要な情報が十分に伝わらないことも考えられます。

また「何かあればすぐにご連絡ください」と緊急連絡先も伝えておくと、万が一のときにも安心感があります。配慮していたつもりでも迷惑がかかってしまった場合や、意図しないトラブルがおきたときのことも考えて、予防線を張っておくと自分自身も安心です。

●●ココも大事！挨拶のタイミングや服装は？

挨拶に伺う場合は午前10時～夕方4時くらいまでの時間帯がベストです。朝の早い時間帯や、夕方以降の夜の時間になると迷惑になる可能性があります。土日や祝日の場合は、でかける予定を組む人も多いため、午前中の方が在宅の可能性が高いです。

平日は仕事などで不在の方も多いため、土日や祝日に挨拶をするのが良いでしょう。服装は、極端にカジュアルすぎないもので清潔感を心がけると好印象です。共働きや不在の多いお宅は、ポストに手紙と粗品を入れておくという方法も喜ばれます。

粗品としては、お菓子やのし付きのタオル、ラップや洗剤などをもっていくのが定番です。金額は500円〜1,000円ほどを目安にしてみましょう。「ご挨拶の品です」とひと言添えると、より丁寧な印象になります。

ただ、衛生面に敏感になったコロナ禍を経たこともあり、知らない人からもらうものに抵抗を感じる方もいるかもしれません。このため、粗品は食べ物よりも日用品がベストです。付き合いがまったくない、もしくはほとんど話したことがないご近所さんの場合は粗品の必要性も検討してみましょう。

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ポイント③挨拶は業者にまかせても大丈夫？適切な役割分担

近年では、優良業者の多くが「近隣挨拶を代行」してくれます。とはいえ、それに頼りきりにしてしまうのは少しもったいないかもしれないですね。なぜなら、工事をきっかけにご近所の方と顔見知りになるチャンスでもあるからです。

このご時世、マンションなどの共同住宅では隣にどんな人が住んでいるのかわからないことも多いです。女性の一人暮らしの場合は防犯のためにあえて近隣と交流をしないという方もいます。

ただ、ここ数年で自然災害が増えているのも事実です。もしかしたら近くに住んでいる人と協力したり、助け合ったりする機会もでてくるかもしれません。そんなとき、1回でも顔を見たことがある方なら、安心して話しかけることができますよね。

そういった意味も含め、業者に丸投げするのではなく、施主としての役割分担も把握しておきましょう。

●●工事前挨拶で業者がおこなうこと

業者が挨拶をする場合は、以下のようなことをおこないます。

工事に関する正式な説明（工程・騒音・臭い・車両などについて）
工事責任者の連絡先を記載した書面の配布
現地での質問対応

業者が挨拶と一緒に説明をおこなえば、その場で質疑応答ができてスムーズです。施主だけでおこなう場合、工事についての疑問をいったん持ち帰ることになる可能性もあります。自分で挨拶をする場合には、事前に質問になりそうな不安点を業者に確認しておくと安心ですよ。

挨拶で施主ができることとしては以下の通りです。

工事開始前にひと言挨拶（「ご迷惑おかけします」だけでも安心感を与えられる）
業者より先に挨拶しておくと印象がさらに良くなる
一緒にまわる・手紙を添えるなど工夫も好印象

知らない業者がいきなり訪問してくるよりも、施主が一緒に挨拶をしたり、施主自身のひと言があるだけでご近所に住む方のうけとり方は変わります。忘れないで欲しいのは、好印象を与えるための挨拶ではなく、周辺の方にとっても不満のない工事にするためです。

トラブルも安心！近隣対応までまかせられる業者の見極め方

塗装工事では、どれだけ事前に挨拶をしていても足場音・臭い・車の出入りなどで近隣トラブルがおこることもあります。そんなとき、業者が迅速かつ丁寧に対応してくれるかどうかは、施主にとって大きな安心材料となります。

信頼できる業者は、事前に「万が一トラブルがおきた場合は当社で対応いたします」と説明があることが多く、責任の所在も明確です。また、トラブル時にすぐ現地へ足を運び、施主と一緒にご近所へ謝罪にまわってくれる対応力も大切な判断基準となります。

契約前に「近隣対応までしてくれますか？」「何かあったときの対処は？」と確認しておくことで、もしものときも慌てずに済みます。技術力や価格だけでなく、人としての誠実さまで見極められる業者選びが、トラブルを未然に防ぐカギになるのです。

ただ塗装工事をするのではなく、施主にもご近所の方にも気持ちの良い工事をするという心得のある業者を選びましょう。実績はもちろんのこと、依頼経験者からの感想や評価なども考慮して選ぶと安心です。

安価で工事を請け負ったり、契約を急かしたりする業者はトラブルがおきても十分な対応をしない悪質業者の可能性があります。そのため、安さや速さを重視してしまうと、肝心なときに頼りにならない業者を選んでしまうことになるのです。最後まで安心してまかせられる業者を選ぶならば、広い視野をもって見極めてくださいね。

塗装前も安心な工事は北九州の塗装専門店ベストホームへ！

北九州で塗装前も安心な工事を叶えるなら、ベストホームにおまかせください。当社では、工事着工約7日前にご近隣様へのご挨拶をおこなっております。どのお住まいでどのくらいの期間、何の工事をして工事中にご迷惑をおかけすることがあるかなどを一軒一軒ご説明にあがります。

お施主様もご近隣の方々も工事中に不安なく過ごせるよう、最大限サポートいたしますのでご安心ください。もちろん、塗装工事自体も安心しておまかせいただけるよう、下地処理から丁寧におこないます。

職人の点検後に担当現場管理者がチェックする「二重チェック体制」もとっております。工事が終わるまで徹底して管理・サポートしておりますので、初めての方も安心しておまかせください。

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ベストホーム施工事例

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この記事を書いた人

代表取締役　戸髙　勇樹

保有資格：外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者、アステックペイント技術認定者

業界歴・経歴：約17年以上。大手リフォーム会社に就職後、一度は塗装業界を離れるも、「人に感謝される仕事がしたい」と、ベストホームに入社。1500棟以上の塗装工事を実施。

出身地：北九州市小倉北区

コメント：創業以来24年、福岡県北九州市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・リフォーム工事を行っております。
塗装工事はどの業者に頼まれても塗ったばかりはキレイだと思います。塗装工事で差が出るのは〈数年後〉です。塗装工事を行い数年経過しないと適正な工事をしたのかがわからない、ここが塗装業者選びの難しいところです。塗装の高品質団体プロタイムズは『社会に貢献できる塗装・社会に誇れる塗装』をご提供させていただきますので、塗装工事でお悩みの際はお気軽にご相談ください。