2025/05/14

「塗装業者に電話をかける」と聞いて、ちょっと緊張してしまう方も多いのではないでしょうか？とくに初めての塗装工事を考えている方にとっては「何を聞けばいいの？」「専門的な話になったらどうしよう…」と不安がつきものです。

ですがご安心ください。塗装屋さんも日々いろんなお客様と話しているプロです。今回のお役立ちコラムでは、初めての電話でも安心して問い合わせできるよう、事前に準備しておくことや伝え方のコツなどをお話していきます。

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電話の前に準備しておきたい3つのこと

💬「電話をかける前に、何を用意しておけばいいの？」

初めてであれば不安に思っても不思議ではありません。塗装屋と聞くと頑固な職人さんがいたり、体格の良い男らしいスタッフが揃っていたりと、近寄りがたいイメージもあるかもしれませんね。

ですが、ご安心ください。たった3つの準備をしておくだけで、初めて連絡をする塗装やさんとのやり取りがとてもラクになります。

●●準備①聞きたいこと・困っている内容を整理しておく

電話の途中で「何を言いたかったんだっけ？」と焦ってしまわないよう、あらかじめメモにまとめておくのがおすすめです。

具体的には以下のような内容をメモにしておくとスムーズです。

外壁にヒビが入っている
チョーキング（手に白い粉がつく）現象が気になる
そもそも塗り替え時期なのか知りたい

なぜ、問い合わせをしているのかという旨を明確にしておきましょう。どんなに小さなことでも構いません。「ちょっと気になってて…」という話し方でも、業者さんは親身に聞いてくれるはずです。

●●準備②希望時期や予算感がある場合は伝えられるようにしておく

「いつごろ施工したいか」や「だいたいの予算」も、ざっくりで構わないのでイメージしておくと建設的な会話ができます。

できれば梅雨入り前までに終わらせたい
100万円以内でできるか知りたい

💬「具体的な話をすると、契約しなきゃいけないような雰囲気になるんじゃない？」

あくまで相談として伝える姿勢があれば問題ありません。具体的に伝えるほど、プロからの提案もより現実的なものになります。むしろ、この時点でしつこく営業をされる場合には、それ以上の進展は見込めないと判断しましょう。あなたのスタンスに合わせて親身になって話を聞いてくれるかが大切です。

●●準備③ご自宅の状況をざっくり把握しておく

アドバイスをもらいやすいように、状況を把握しておくことも大切です。

以下のような事前情報を把握したうえで電話に臨みましょう。

戸建て／アパート／二世帯住宅などの種類
築年数（わからなければだいたいで構いません）
外壁や屋根の素材（わからなければ「サイディングっぽい」でも構いません）
気になる症状（色あせ、ひび割れ、苔、雨漏りなど）

これらを電話口で伝えられれば、現場調査への流れもスムーズに運びます。

問い合わせのタイミングと時間帯はいつがいい？

メールならば気軽に遅れますが、電話となるとリアルタイムでのやり取りが必要になります。そのため、タイミングを見計らいたくなる気持ちもわかります。塗装屋さんにとっても、タイミングのいい問い合わせは落ち着いて丁寧に対応しやすいものなのです。

平日であれば、10:00〜12:00もしくは14:00〜16:00がおすすめです。この時間帯は、現場作業の準備や移動がひと段落していて、事務所にスタッフが戻っていることが多いため落ち着いて話を聞いてもらえます。

一般的に、塗装屋さんは朝は現場へ出発して、夕方は片付けや翌日の準備にあたります。こういったスケジュールで動いているからこそ、ひと段落した時間帯を狙うのが効果的なのです。とくに初回の問い合わせは、5〜10分程度かかることもあるので塗装屋さんに余裕がある時間帯が理想的です。

対して、避けた方がよい時間帯としては以下の場合があてはまります。

朝イチ（8〜9時台）：職人さんや担当者が現場にでる準備中でバタバタしがち
昼休み（12〜13時）：スタッフ不在や電話にでられない可能性あり
夕方（17時以降）：1日の片付けや帰宅時間と重なり、対応が雑になりやすい時間帯

また、土日や祝日は営業していないところもあるため、事前に営業時間を確認しておくのも大切です。塗装屋さんによっては平日に休みをとっているところもあるため、電話をする場合にはホームページなどで営業日を調べておきましょう。

具体的な流れをチェック！電話での聞き方・伝え方のコツ

💬「うまく話せなかったらどうしよう…」

💬「聞きたいことがまとまらない…」

不安があっても大丈夫です！塗装屋さんは話し慣れていないお客様にも慣れていますし、丁寧に伝えようとする気持ちがあれば、好印象をもってもらえます。問い合わせのときに役立つ基本の流れと、話し方のコツを把握しておきましょう。

電話の流れをイメージしながら読み進めていってくださいね。

●●①自己紹介＋相談のきっかけを伝える

💬「はじめまして。〇〇市に住んでいる△△と申します。外壁塗装についてご相談したくてお電話しました。」

まずは「誰から、どんな用件か」が伝わるだけでもその後の話が入ってきやすくなります。名前とエリアを伝えておくとスムーズですよ。

●●②住宅の現状や相談したい内容を簡単に伝える

💬「築15年の戸建てに住んでいるのですが、最近外壁の色あせと細かいひび割れが気になっていて…」

💬「屋根の塗装をそろそろ考えているのですが、タイミングや費用がわからなくて…」

具体的に話せなくても、今気になっていることをそのまま言葉にするだけで大丈夫です。

●●③訪問見積りや相談の希望日を伝える

💬「今週〜来週くらいで、平日の午後なら在宅できそうなのですが、ご都合いかがでしょうか？」

日にちが未定でも「〇日以降ならOK」「土日は家族が在宅」など、おおまかな希望を伝えるだけでも親切です。また、専門的な言葉を使わなくても伝わります。「白っぽくなってきた」「ベランダの下に水の跡が」など、見たままの表現で構いません。

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「信頼できるかも」と思える塗装屋さんの対応の特徴

電話口での対応は、思っている以上に人柄や会社の姿勢がにじみでるものです。たった数分の会話でも「あ、この塗装屋さんは感じが良いな」「信頼できそうかも」と感じるポイントはいくつかあります。

安心してまかせられる塗装屋さんに共通する対応の特徴を知っておきましょう。

丁寧に話を聞いてくれる
質問の意図をくみ取って返してくれる
難しい言葉を使わずに説明してくれる
すぐに訪問を押しつけてこない

電話の印象＝会社の姿勢です。最初の電話から親身さや誠実さが伝わる会社は、施工後の対応も丁寧なことが多いです。ぜひ「営業トークがうますぎる業者」よりも「専門知識はしっかり、でも会話は誠実」な業者を選んでくださいね。

逆に注意！電話でのNG行動＆トラブル回避のポイント

💬「ちゃんと話したつもりなのに、伝わっているのか不安になった」

💬「失礼な言動はしていないはずだけど、なんだか後味が悪い」

こういったモヤモヤを残さないためにも、問い合わせ時のNG行動を知っておきましょう。最初の電話は、お互いの「はじめまして」の場です。信頼関係を築く第一歩だからこそ、少しの心がけで印象がグッとよくなります。

●●NG例①「いくらですか？」だけで終わる質問

費用が気になるのは当然ですが「とにかく安いとこが良い！」という感じで聞いてしまうと、塗装屋さんとしても答えにくく、親身になりづらいものです。

💬「屋根と外壁をまとめて塗装したいのですが、相場ってどのくらいになりますか？」

💬「費用の目安を教えていただけたら嬉しいです」

こんな風に聞けると、柔らかくて信頼感ある印象になりますよ。

●●NG例②口コミや不満をぶつける

インターネットで見かけた悪い口コミなどを、初回の電話でいきなりぶつけるのはNGです。真相が知りたいという気持ちもあるかと思いますが、たとえ不安でもまずは自分の目と耳で確認してから判断しましょう。

💬「何社か検討していて、対応が不安だったことがあったので、今回は丁寧に選びたくて…」

このような柔らかい言葉にするだけで、相手の対応も変わってきます。

●●NG例③一方的・ぶっきらぼうな話し方

緊張していると早口になったり、無意識に冷たく聞こえてしまうこともありますよね。ですが、電話は「声のトーン」が印象を左右してしまいます。言葉づかいよりも、優しい口調やゆっくりした話し方を意識すると、お互いに気持ちよく会話ができます。

最初に「初めてのことで緊張してて…」と伝えてもOK
ゆっくり語尾まで話しきる
感謝を添える「お時間いただいてありがとうございます」

塗装屋さんも人間です。横柄な態度をとる人と丁寧な対応をする人では、うける印象が変わるのは当然ですよね。いくら仕事だとはいえ、電話の向こうにいるのはあなたと同じ人間なのです。大切なマイホームをまかせるかもしれない塗装屋さんだからこそ、お互いに気持ちの良いやりとりで話を進めていきたいですよね。

初めての塗装工事のご相談は北九州のベストホームへ！

最近では、電話以外でもメールやLINEで気軽に問い合わせができます。ですが、電話の場合は声を通じてやりとりをするため距離が近く感じます。だからこそ、伝えたいことが伝わるように下準備をしておきましょう。

気持ちよく話せた塗装屋さんは、その後も気持ちよく仕事をしてくれることが多いです。信頼できる人と出会うには、信頼される姿勢をもつことも大切なのです。ベストホームでは電話はもちろん、問い合わせフォームやLINEもご用意しております。初めての方もお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

代表取締役　戸髙　勇樹

保有資格：外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者、アステックペイント技術認定者

業界歴・経歴：約17年以上。大手リフォーム会社に就職後、一度は塗装業界を離れるも、「人に感謝される仕事がしたい」と、ベストホームに入社。1500棟以上の塗装工事を実施。

出身地：北九州市小倉北区

コメント：創業以来24年、福岡県北九州市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・リフォーム工事を行っております。
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