2025/12/24

有償補修=メーカー一択ではありません。ただし“雨水侵入防止に関わる部位”と“保証条件”だけは、先に整合を取ってから比較するのが安全です。
ダイワハウスで建てたお住まいの点検を受けた際「今回は有償補修になります」と言われて、少し戸惑った経験はありませんか。外壁はまだきれいに見えるのに、補修や塗り替えの話が出ると「本当に今やる必要があるの?」「メーカー以外に相談しても大丈夫なの?」と迷ってしまう方は多いと思います。
実は、ダイワハウス住宅の塗り替え判断は、点検結果そのものよりも“家のつくり”と“北九州市の気候条件”をどう掛け合わせて考えるかが重要です。
今回のお役立ちコラムでは、点検で有償補修と言われたときに慌てず判断するために、ダイワハウス住宅の特徴、劣化が出やすいポイント、そしてハウスメーカー以外という選択肢も含めた考え方を、外装劣化診断士の視点で分かりやすくお伝えします。
ダイワハウス住宅の特徴と、北九州市で劣化が進みやすい外装条件

点検での説明を正しく受け止めるためには、まず「ダイワハウスの家が、どんな考え方でつくられているのか」を知ることが大切です。とくに北九州市のような気候では、想定より早く外装に負荷がかかるケースもあります。
●●長期運用を前提にした点検・保証の考え方を知っておく
ダイワハウスの住宅は、建てたあとも定期的な点検を行いながら、長く住み続けることを前提に設計・運用されています。そのため、点検時には外壁塗装や目地(シーリング)、防水に関するチェックも行われ、状態によっては有償補修の案内が出ることがあります。
これは「すぐに壊れる」という意味ではなく、雨水の侵入を未然に防ぐために、早めの手当てを前提としている考え方です。点検で何を見て、どこを重視しているのかを理解しておくと「なぜ今この話が出たのか」が見えやすくなります。
●●北九州市の気候が外装に与える影響
北九州市は、梅雨時期を中心に雨が続きやすく、さらに台風接近による強風雨も想定される地域です。この環境では、外壁の表面よりも先に、目地(シーリング)やサッシまわり、屋根や板金の取り合い部分といった“雨水の入口”になりやすい箇所から劣化が進むことがあります。
「見た目はきれいなのに、点検では補修が必要と言われる」というケースは、この地域特性と無関係ではありません。
ダイワハウス住宅のつくりと、北九州市で多い施工住宅の特徴

点検結果や有償補修の説明を正しく理解するためには「ダイワハウス住宅がどんな考え方で設計され、北九州市ではどんな住まいが多いのか」を知っておくことも大切です。家のつくりと地域特性を重ねて見ることで、補修や塗り替えの必要性がより立体的に見えてきます。
●●ダイワハウス住宅は“精度の高い工業化住宅”という前提を知る
ダイワハウスの住宅は、工場生産による部材を現場で精度高く組み上げる「工業化住宅」という考え方がベースになっています。外壁材や開口部、取り合い部分も規格化されているため、初期品質が安定しているのが大きな特徴です。
一方で、規格化されているからこそ、目地(シーリング)や防水部材の耐用年数はある程度想定されており、点検と補修を繰り返しながら性能を維持していく前提になっています。
点検で有償補修が案内されるのは、この「長く使うために、定期的に手を入れる」という設計思想の延長線上にあるものだと捉えると、過度に不安になる必要はありません。
●●北九州市でも相談が多い“外装の弱点”と、劣化が現れやすい傾向
北九州市でも、ベストホームにはダイワハウス住宅の塗り替え・外装メンテナンスに関するご相談が一定数あります。ポイントは「外壁面がきれいに見えるか」よりも、雨水が入りやすい“防水ライン”に先に変化が出ることです。
北九州市は梅雨前線や台風に伴う大雨・暴風などの気象災害が起こり得る地域で、年間降水量が多く、特に6〜7月に雨が集中しやすい特徴があります。
そのため築年数に関わらず、まず多いのが目地(シーリング)の硬化・肉やせ・ひび割れ、次にサッシまわりや庇・笠木など取り合い部のわずかな隙間、さらに板金・水切り・雨樋金具など金属部の点錆や固定の緩みです。
加えて北九州市は瀬戸内海(周防灘)と日本海(響灘)に面しており、立地によっては海風の影響を受けやすい環境もあります。
これらは外壁面の見た目が保たれていても進行するため「見た目は問題ないのに点検で指摘された」という状況が起きやすく、塗り替え判断に迷いやすい原因になります。
点検で“有償補修”と言われたときに、まず整理すべき判断軸

有償補修と言われると、どうしても「今すぐやらなければいけないのか」という不安が先に立ちます。ですが、落ち着いて判断するためには、いくつかの軸に分けて考えることが大切です。
●●「外壁」より先に見るべき劣化ポイント
ダイワハウス住宅では、点検や保証の考え方でも「雨水の侵入防止」が重視されています。そのため、塗り替えの判断でも、外壁面そのものより、次のような部位を優先的に確認する必要があります。
目地(シーリング)の割れや肉やせ、サッシや庇、笠木まわりの取り合い、板金や付帯金物の浮きや緩み。これらは、劣化が進むと雨漏りや内部腐食につながるため、点検で指摘されやすいポイントです。
●●「今すぐ必要か」「計画的に進めるか」を分けて考える
点検で有償補修と案内されたからといって、すべてが緊急工事というわけではありません。応急的に対応すべきものと、数年以内に計画すればよいものを切り分けることで、工事の優先順位と予算の考え方が整理できます。
この切り分けができないまま進めると「言われるがまま工事をした」という後悔につながりやすくなります。
ハウスメーカー以外に依頼するという選択肢と、増えている理由

点検を受けたあと「メーカー以外にも相談してみたい」と感じる方が増えています。その背景には、塗り替え工事の“中身”をしっかり理解したいという思いがあります。
●●専門店に依頼するメリット
塗装店や改修専門店では、塗料のグレードや補修範囲を細かく分解し「どこを直すと再発リスクが下がるのか」という視点で提案ができます。結果として、過剰な工事や不足工事を避けやすく、納得感のある計画を立てやすいのがメリットです。
●●注意すべきデメリットと回避策
一方で、保証延長や点検条件との整合は慎重に考える必要があります。工事前に「保証対象部位」と「適用条件」を整理し、影響範囲を明確にしておくことが大切です。この点を曖昧にしたまま進めると、後から不安が残ってしまいます。
●●ベストホームが大切にしている考え方
ベストホームでは、点検や保証の前提を崩さず、外装の弱点部位から優先順位を付けてご提案します。必要箇所を整理し、同じ条件で比較できる見積に整えることで「自分で判断できた」という納得感を大切にしています。
FAQ|ダイワハウス住宅の塗り替え判断についてよくある質問

点検後は「結局どう判断すればいいのか」と細かな疑問が次々に出てきます。ここでは、北九州市でダイワハウス住宅にお住まいの方から、実際によくいただく質問をまとめました。
●●Q.有償補修と言われたら必ずメーカーでやるべきですか?
A.必ずしも一択ではありません。ただし、保証や雨水侵入防止に関わる部位は、条件との整合を取ることが重要です。内容を整理したうえで比較検討すると安心です。具体的には、点検報告書で「指摘部位」「原因」「推奨工事」「保証との関係」を確認し、同じ補修範囲・同じ工法で2〜3社に見積を取りましょう。責任分界(どこまで誰が保証するか)を文面で残すと後悔しにくいです。
●●Q.点検で問題がなければ塗り替えは不要ですか?
A.表面的に問題がなくても、目地や取り合い部分は経年で劣化します。北九州市では気候の影響もあるため、見た目だけで判断せず、弱点部位を中心に確認することが大切です。点検が「異常なし」でも、次回点検まで放置するのではなく、目地の肉やせ・ひび、サッシ周り、板金の浮きや点錆だけは年1回写真で追うのがおすすめです。初期の変化で止めれば、工事範囲も費用も小さく済みます。
●●Q.相見積もりは何社くらいが適切ですか?
A.2〜3社で十分です。総額ではなく、補修範囲や保証条件が同じかどうかを揃えて比較すると判断しやすくなります。比較のコツは
①目地の打替え/増し打ちの範囲
②下地補修(ひび・浮き)の扱い
③付帯部(板金・雨樋・金物)の範囲
④足場
⑤保証の免責条件
上記を同条件にすることです。説明が写真付きで具体的な会社ほど、後のトラブルが減ります。
●●Q.保証延長を考えているのですが、塗り替え前に確認すべきことは?
A.まずは契約書・保証書・点検記録を手元にそろえ「保証の対象部位」「延長の条件(点検や必要工事の要否)」「外部業者施工で影響が出る範囲」を切り分けることが大切です。
確認せずに進めると、後から「この部位は対象外だった」と不安が残ります。点検報告書にある指摘部位と工事範囲を突き合わせ、保証に関わる箇所は工法と責任分界を文面で残すと安心です。
●●Q.北九州市では、塗り替えは何年目くらいから検討すればいいですか?
A.年数だけで決めるより、北九州市では「症状で判断」するのが安全です。目地の肉やせ・ひび、サッシまわりの隙間、板金の浮きや点錆が出た段階が、検討開始のサインになります。
外壁面がきれいでも、防水ラインが先に弱ると雨漏りリスクが上がるためです。目安としては、次回点検の前に一度、弱点部位だけでも写真で状態を整理し、必要なら優先順位を付けて計画すると失敗しにくいです。
ベストホームで“点検後の迷い”を整理しませんか?納得できる塗り替え判断のために
点検で有償補修と言われると「今やるべきか」「どこまで必要なのか」で迷ってしまうのは自然なことです。ダイワハウス住宅は長期運用を前提とした家だからこそ、外装の状態を正しく読み取り、必要なところから手を入れる判断が大切になります。
北九州市の気候では、外壁面よりも先に目地や板金、取り合い部分から傷みが出やすいケースも少なくありません。
ベストホームでは、現地調査で状態を写真と根拠で整理し、延命・標準・根本改修の3案をご提案しています。問い合わせフォームからのお問い合わせ、メール、電話でのご相談、ショールームへの来店まで、ご都合のよい方法で構いません。
「まだ工事を決めていないけれど、判断材料がほしい」という段階でも、ベストホームが一緒に整理します。
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この記事を書いた人
代表取締役 戸髙 勇樹
保有資格:外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者、アステックペイント技術認定者
業界歴・経歴:約17年以上。大手リフォーム会社に就職後、一度は塗装業界を離れるも、「人に感謝される仕事がしたい」と、ベストホームに入社。1500棟以上の塗装工事を実施。
出身地:北九州市小倉北区
コメント:創業以来24年、福岡県北九州市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・リフォーム工事を行っております。
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