2025/05/15

💬「そんな説明、うけていません…」

💬「契約した内容と、実際の工事内容が違う気がするんだけど…」

外壁塗装の契約後、トラブルに直面することも少なくありません。工事が始まってからの「聞いていない！」は、余計なストレスや追加費用につながることもあります。だからこそ、契約前にしっかりと確認しておくことがとても重要なのです。

今回のお役立ちコラムでは、外壁塗装の契約時にありがちな説明不足によるトラブル事例と、それを防ぐための確認チェックリストをお話していきます。これから塗装工事を検討している方は、ぜひチェックして後悔のない契約を結びましょう。

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こんなはずじゃない！契約前の説明不足によるトラブル事例

「説明不足」でおきたトラブル事例をいくつか挙げていきます。よくある事例を把握しておけば対策ができます。

●●トラブル①塗料のグレードが違った

「高耐久塗料と聞いていたのに、見積書には一般的なシリコン塗料が記載されていた」というケースです。契約前に商品名やメーカー、性能についてきちんと説明されず、後になって気づいたという声も少なくありません。

●●トラブル②工事に含まれる範囲をめぐる食い違い

「雨樋は含まれていると思っていたけど、実は別料金だった」など、工事の範囲が曖昧なまま契約してしまい、当日になって追加費用を請求されることもあります。とくに、付帯部（軒天・破風板・雨戸など）は外壁塗装に含まれていない可能性があるため要注意です。

●●トラブル③色の選択で認識のズレが発生

「カタログで見た色と実際に塗った色の印象が違った…」というトラブルもありがちです。面積効果や光の当たり方によって、色の見え方が異なることを契約時に説明されていなかったケースです。

●●トラブル④工事日程の連絡が曖昧だった

「◯月頃開始と聞いていたのに、連絡がない」「急に日程が決まって慌てた」など、工事開始時期についての説明不足もトラブルのもとになります。

契約前に必ず確認したい！チェックすべき10のポイント

契約前に「これは絶対に確認しておきたい！」という重要ポイントを10個にまとめました。不安を残さずに納得して契約するために、1つずつチェックしておきましょう。

●●チェック①塗料の種類・グレード・メーカーは明記されているか

塗料の名前・メーカー・グレード（シリコン・フッ素・無機など）までしっかり記載されているかをチェックしましょう。耐久年数も合わせて説明をうけておくと安心です。あとから「こんな塗料だったの？」と後悔しないための基本的なポイントです。

●●チェック②塗装する範囲が細かく書かれているか

外壁だけでなく、屋根・破風板・軒天・雨樋・ベランダ床・水切りなどの付帯部の範囲が明確になっているかを確認しましょう。「一式」としか書かれていない場合は要注意です。

●●チェック③施工工程（下塗り・中塗り・上塗り）は明示されているか

標準は3回塗りですが、回数が省略されていたり「一式」でごまかされている場合もあります。各工程の説明や使用塗料も合わせて確認しておくと安心です。

●●チェック④足場・高圧洗浄・養生費用は見積りに含まれているか

塗装に不可欠な「足場・洗浄・養生」が、別途請求になっていないかを確認しましょう。あとからの追加請求を避けるためにも、費用が見積書に明記されているかが大切です。

●●チェック⑤色選びについてどこまでサポートしてもらえるか

カラーシミュレーションの有無、現物サンプルの提供やプロからの色のアドバイスなど、どこまで相談できるかも確認しておきましょう。色の見え方トラブルを防ぐには「選んだあと」ではなく「選ぶ前」のサポートが重要です。

●●チェック⑥保証内容と保証書の発行タイミング

保証はあるかどうかだけでなく「何年保証」「どの範囲に保証が効くのか」「いつ保証書が発行されるのか」まで確認しましょう。言葉だけでなく書面で残すことがトラブル回避につながります。

●●チェック⑦工事中の連絡体制や担当者の名前

「工事中、何かあったら誰に連絡すればいいのか」という点も大切です。現場担当者の名前・連絡先・連絡手段（電話・LINEなど）を確認しておくと、いざというときも安心です。

●●チェック⑧工期の目安と天候による変更対応

だいたいの工事期間、雨が続いた場合の対応、日程変更の連絡方法などもあらかじめ聞いておくとスムーズです。「この週は在宅が多いから…」という相談もしておくと予定が立てやすくなります。

●●チェック⑨支払い方法・支払いタイミングはどうなっているか

一括もしくは分割か、支払うタイミング（契約時・着工時・完工時など）、クレジットカードやローンは使えるのかも事前に確認しておきましょう。金銭面のトラブルは避けたいところです。

●●チェック⑩見積書と契約書の内容にズレはないか

最終チェックとして、見積書と契約書の内容が一致しているかを確認しましょう。塗料名や工事範囲、保証などにズレがないか、しっかり見比べてから契約書にサインしてくださいね。

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チェックを怠るとどうなる？契約後の「後悔あるある」

事前確認をしっかりしていなかったばかりに、あとから「こんなはずじゃなかった…」という思いをするケースは意外と多いものです。さきほどのトラブル事例をよりリアルにした契約後の後悔エピソードを3つお話していきます。

●●「そんな色だなんて聞いてない！」色の見え方トラブル

💬「あれ？イメージと違う…」

💬「小さな見本では良かったのに、外壁に塗ったら派手すぎた…」

契約後に工事が進み、いざ塗り始めたらイメージと違うということは外壁塗装によくあります。色見本で見たときには良いと思っても、実際に塗ってみると違う色に見えることはあるのです。

これは「面積効果」や「光の当たり方」によって色が違って見えるためです。カラーシミュレーションや実物サンプルの確認をしていないと、このようなミスマッチがおこりやすくなります。

●●「この部分は追加料金です」と言われてショック！

💬「ここも塗ってくれると思っていたのに、別料金だったなんて…」

見積書に「外壁一式」とだけ書かれていて、軒天や破風、雨樋などの塗装が含まれていないというケースも少なくありません。見積書に書かれていない＝工事対象外という解釈になります。言った言わないのトラブルを防ぐためにも、事前の書面確認がとても大切です。

●●「保証って言ってたのに、紙がもらえなかった…」

💬「電話で聞いたら、保証は口約束で十分ですって言われた」

「保証があります！」と言っていたのに、いざ完工しても保証書がもらえないということもよくあります。これも契約前に、保証内容と発行方法を明確にしていなかった場合におこりがちです。こうした曖昧な対応は、万が一トラブルがおきたときに困る要因になります。保証内容は必ず書面でもらうようにしましょう。

契約で後悔しないための「安心チェックリストまとめ」

「いざ契約！」の前に、最終確認としてチェックしておきたいポイントを一覧にまとめておきます。どれもあとから「聞いてなかった…」を防ぐために大切なことばかりです。契約書にサインする前に、以下のリストで抜け漏れがないか確認しておきましょう。

工事内容・範囲は具体的に書かれているか
塗る箇所、塗らない箇所が明記されているか
メーカー名、製品名、色番号は記載されているか
つや有り／つや無しの指定があるか
塗装回数・工程が書かれているか
シーリングや洗浄などの下地処理の記載があるか
足場・養生・清掃などの費用が明記されているか
「一式」と曖昧になっていないか
各工程の金額が分けて書かれているか
保証内容がわかりやすく説明されているか
保証期間（5年・10年など）は明確に提示されているか
保証書が発行されるか
工事中の連絡手段・進捗報告について説明があるか
支払いは一括／分割／後払い？タイミングの説明があるか

安心して契約するために覚えておきたい心構え

見積もりから契約までは、わからないことや初めてのことだらけです。不安になって当たり前です。だからこそ「わからない」と伝える勇気と、「聞く姿勢」をもつことが身を守ることにつながります。

以下の3つの心構えを意識しておくだけで、納得して気持ちよく契約できるようになりますよ。

●●わからないことはそのままにしない

専門用語や工程の説明で、少しでも「あれ？」と感じたら遠慮せず質問しましょう。曖昧なまま進めてしまうと後悔する原因になります。誠実な業者であれば、丁寧にわかりやすく答えてくれるはずです。

●●その場で決めなくても大丈夫

「今決めれば割引できますよ」などの営業トークに焦らされないことです。即決せず、一度持ち帰って家族と相談する時間をもつのが賢明です。納得できるまで質問をして、比較検討しましょう。

●●気になることは契約前に必ず書面で確認

口頭だけでは、あとで「言った・言わない」のトラブルになりかねません。気になる項目はメモにとっておき、最終的に契約書に記載してもらうようにしましょう。言葉より紙があなたを守ってくれます。

外壁塗装を安心しておこなうならベストホームへ！

外壁塗装の契約は、大切なマイホームの未来を左右する一大イベントです。だからこそ、勢いだけで決めるのではなく「納得して選ぶ」ことがなによりも大切なのです。「こんなはずじゃなかった…」を防ぐために、契約前のチェックリストと心構えを忘れないでくださいね。

後悔のない外壁塗装を叶えられるよう、北九州の塗装専門店ベストホームが全力でサポートいたします。気になることがあれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。北九州最大級の塗装専門ショールームでもお待ちしております。

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この記事を書いた人

代表取締役　戸髙　勇樹

保有資格：外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者、アステックペイント技術認定者

業界歴・経歴：約17年以上。大手リフォーム会社に就職後、一度は塗装業界を離れるも、「人に感謝される仕事がしたい」と、ベストホームに入社。1500棟以上の塗装工事を実施。

出身地：北九州市小倉北区

コメント：創業以来24年、福岡県北九州市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・リフォーム工事を行っております。
塗装工事はどの業者に頼まれても塗ったばかりはキレイだと思います。塗装工事で差が出るのは〈数年後〉です。塗装工事を行い数年経過しないと適正な工事をしたのかがわからない、ここが塗装業者選びの難しいところです。塗装の高品質団体プロタイムズは『社会に貢献できる塗装・社会に誇れる塗装』をご提供させていただきますので、塗装工事でお悩みの際はお気軽にご相談ください。