2025/05/14

💬「見積もりってどうやって依頼すればいいの？」

💬「業者に連絡してしつこく営業されたらどうしよう…」

外壁塗装の見積もりを取ろうと考えたとき、多くの方がこのような不安を感じています。ですが、見積もり依頼は「正しい流れ」と「注意点」を押さえておけば、安心しておこなえるのです。

今回のお役立ちコラムでは、初めての見積もり依頼でも迷わないように、手順や注意点、他社と比較する場合のコツまでわかりやすくお話していきます。

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外壁塗装のメンテナンスや劣化対策はさまざま！コストの抑え方や業者選びのコツとは？

流れを把握！見積り依頼の基本ステップ

外壁塗装の見積もりを依頼する際は、以下のようなステップで進めていきます。

気になる業者をピックアップ
連絡して現地調査の予約をする
現地調査をうける
見積書をうけとる
内容を比較検討して依頼先を決める

まずは、自宅周辺にいる業者やインターネットでの口コミ、紹介などから2〜3社を選びましょう。「地元で評判」「実績豊富」などを基準に選ぶと優良業者に出会える可能性が上がります。

調査箇所や業者によって所要時間は異なりますが、30～1時間以上かかることがあります。このとき、現時点で気になっているところを直接伝えると重点的な調査も叶いますよ。調査結果をもとに、数日〜1週間で見積書をうけとります。

見積書には仕様・面積・単価・工事内容・塗料の種類などが記載されています。不明点があれば遠慮なく質問をしましょう。ピックアップした2～3社の見積書が揃ったら、金額だけでなく説明の丁寧さや提案内容も比較しましょう。安心してまかせられる、と感じた業者を選ぶことが大切です。

ここに注意！見積り時にありがちな4つの落とし穴

💬「見積もりを取ったし、あとは安心！」

安心するのはまだ早いかもしれません。実は、見積もりの時点で見抜ける「落とし穴」がいくつかあるのです。うっかり見逃すと、後々の工事で後悔することになりかねません。

4つの落とし穴を事前に把握しておきましょう。

●●金額の安さだけで決めてしまう

つい「安い方がお得」と感じてしまいますが、塗装工事は価格と品質が比例しやすい分野です。相場より極端に安い見積もりには、以下のようなリスクが潜んでいるかもしれません。

足場代や養生代が抜けている
必要な工程が省略されている
安価な塗料や人件費で対応される可能性がある

もし、相場や他社よりも安いと感じたら「なぜこの金額なのか？」をしっかり聞いて納得できるかチェックしてみましょう。

●●見積りの内容が曖昧すぎる

「塗装工事　一式」など、ざっくりした記載ばかりの見積書は要注意です。材料費・人件費・塗装面積などが明記されていないと、他社とも比べようがありません。

見積書を見るときには、以下のポイントをチェックしてみてください。

面積はm²（平米）で表示されているか
塗料の種類やグレードは明記されているか
足場・洗浄・養生などの項目は別々に書かれているか

不透明な項目が多い場合は内訳を教えてもらいましょう。金額の問題は、見積もりの段階でクリアにしておく必要があります。

●●見積り後に強引な営業をされる

現地調査のあとに「今決めてくれたら安くします！」といった営業トークをされたら要注意です！その場で契約を急かすような業者は、悪質の可能性があるため慎重になるべきです。信頼できる業者は、「ゆっくりご検討ください」と言ってくれます。不安を感じたら、その場では絶対に契約せず、一度持ち帰りましょう。

●●工事範囲がハッキリ書かれていない

見積もりに「どこを塗るのか」が書かれていないと、後から追加料金が発生する恐れがあります。

軒天や破風板、雨樋は含まれているか
屋根と外壁、どちらか一方なのか
付帯部（換気フード・雨戸など）

不明な部分は、口頭でなく書面で確認しておくのが安心です。質問をして回答をもらったら、その情報も含めたものを書面で作成してもらいましょう。口頭だけでは証拠に残らず、言った言わないのトラブルにも発展します。

良い業者を見極めるための見積り比較ポイント

💬「見積もりは揃ったけど、どの業者にお願いすればいいかわからない…」

複数の見積もりが手元に集まったとき、ただ価格だけで決めてしまうのは危険です。後悔しない選び方をするための比較ポイントを3つ覚えておいてくださいね。

●●価格だけでなく中身を比べる視点をもつ

見積書の金額が似ていても、実は中身に大きな差があることもあります。たとえば、塗料のグレードや耐用年数、工事の範囲や回数などが挙げられます。外壁塗装の場合、基本的には3回塗りをおこなう業者が多いですが、外壁の状態や塗料によっては2回になることもあるのです。回数について疑問があれば質問をしておきましょう。保証については、内容や保証期間もくわしく把握しておきましょう。

●●担当者の対応・言葉遣い・説明力

施工をするのは職人ですが、その前にやり取りするのは営業担当です。この人が信頼できるかどうかは、施工全体の安心感にもつながります。

こんな対応がある業者は信頼度が高いと判断できます。

質問に対してわかりやすく丁寧に答えてくれる
難しい専門用語をかみ砕いて話してくれる
無理に契約を迫らない
「不安なことがあればいつでも言ってください」と寄り添ってくれる

「この人にまかせても大丈夫」と思える人柄と誠意も重要な判断材料です。

●●実績・施工事例・クチコミも要チェック！

施工実績が豊富な業者は、経験もノウハウも豊富です。ホームページやSNS、Googleマップなどで以下のような情報も確認しておきましょう。

実際のお客様の声（手書きアンケートや動画など）
施工写真（ビフォーアフターだけでなく施工中の様子）
地域密着型かどうか（近くにショールームがあるか）
アフター対応や保証制度の内容

リアルな事例や口コミは、マイホームをお願いしたときのイメージのヒントになります。

見積りは1社だけじゃもったいない！複数社に依頼するメリット

💬「見積もりって、本当に何社にも依頼していいの？」

💬「比較するのって失礼じゃないのかな…？」

こんな疑問をもつ方もいらっしゃいますが、ご安心ください。外壁塗装の見積もりは、2〜3社に依頼するのが基本です。むしろ、複数社に見てもらうことで業者ごとの違いや相場感がわかり、納得のいく選択ができます。

複数社に見積もりを依頼する4つのメリットを知れば、罪悪感なく比較検討ができるようになりますよ。

●●見積り比較メリット①相場がつかめて適正価格が見えてくる

外壁塗装は、インターネットで調べても坪単価がバラバラでわかりにくいジャンルです。たとえば、1社目の見積もりが120万円だったとき、それが高いのか安いのか判断がつきませんよね。

ですが、2社目が85万円、3社目が105万円という見積もりをだしてきたらどうでしょう。「このあたりが妥当な価格帯なのかな」と感覚がつかめてきますよね。相場感がわかる＝だまされないための武器になるということです。適正価格を知るためにも比較は大切なのです。

●●見積り比較メリット②提案の違いからベストな選択肢が見つかる

価格だけでなく、塗料のグレードや施工内容は業者によってまったく異なります。

A社：遮熱効果のあるシリコン塗料を提案（耐用年数10年）
B社：低価格なアクリル塗料を提案（耐用年数5年）
C社：高機能フッ素塗料で長期保証つき（耐用年数15年）

中身の違いを比べることで「価格と性能のバランスが一番いいのはどれか？」がわかるようになります。はがれやすい安価な塗料であったことに後悔しないためにも、提案の中身を比較できるのは大きなメリットです。

●●見積り比較メリット③工事内容の詳細をより深く理解できる

💬「塗装工事ってこんなに工程があるんだ」

💬「下塗り・中塗り・上塗りって、塗料ごとに変わるんだ！」

見積もりの内容を比較する過程で自然と外壁塗装についての知識が増えていきます。1社だけだと「はい、これで決まり」と言われて終わってしまいますが、複数社から話を聞くことで自分が納得できる判断基準をもつことができるのです。

●●見積り比較メリット④「納得して選んだ」ことで後悔しない

見積もりで複数社の意見を聞いて、自分の中で比較検討をしてから業者を選んだ場合は安心感が大きいです。「ちゃんと選んだから大丈夫」と思える自信があれば、業者への信頼も確信のあるものになります。

この感情は、完成したあとも「よかったな」と満足できる気持ちを支えてくれるものになるのです。対して、なんとなく即決してしまった場合は「もっと調べておけばよかったかも…」と感じることもあります。自分で納得して選んだという確信が、満足のいく塗装工事につながるのです。

比較OKでもマナーは大切！トラブルを避ける3つのコツ

見積もりを複数社に依頼しても良いのですが、配慮がないと業者との信頼関係を損ねてしまうこともあります。気持ちの良いやり取りをするためにも、3つのコツを意識してみましょう。

「他社とも比較しています」と正直に伝える
同じ日に複数社を呼ぶのは避ける
その場で即決せず、検討する時間をもつ

誠実な業者は、見積もりの比較検討はむしろ歓迎です。契約が欲しいという気持ちよりも、納得して選んでもらいたいという気持ちが大きいからです。ただし、現地調査を同じ日に設定して業者同士が鉢合わせするのは避けましょう。

見積書をうけとった場合には、その場で即決する必要はありません。比較検討したい場合には「家族で相談してから連絡します」と伝えれば問題ありません。返答を待たせる場合には、選ばなかった業者にも一報を入れましょう。

外壁塗装の見積りはベストホームにおまかせください

外壁塗装の見積もり依頼は、正しい手順と比較の視点をもてば安心して進められます。価格だけでなく、対応力・提案内容・誠実さも見極めポイントですよ。ベストホームでは無料で見積書の作成をおこなっております。お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

代表取締役　戸髙　勇樹

保有資格：外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者、アステックペイント技術認定者

業界歴・経歴：約17年以上。大手リフォーム会社に就職後、一度は塗装業界を離れるも、「人に感謝される仕事がしたい」と、ベストホームに入社。1500棟以上の塗装工事を実施。

出身地：北九州市小倉北区

コメント：創業以来24年、福岡県北九州市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・リフォーム工事を行っております。
塗装工事はどの業者に頼まれても塗ったばかりはキレイだと思います。塗装工事で差が出るのは〈数年後〉です。塗装工事を行い数年経過しないと適正な工事をしたのかがわからない、ここが塗装業者選びの難しいところです。塗装の高品質団体プロタイムズは『社会に貢献できる塗装・社会に誇れる塗装』をご提供させていただきますので、塗装工事でお悩みの際はお気軽にご相談ください。