【外壁塗装】塗り替え前に知っておきたい!アスベストの危険性と工事方法【屋根塗装】

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「アスベスト」という言葉を皆さん一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。
アスベストは「石綿(せきめん・いしわた)」とも呼ばれ、蛇紋石や角閃石などから取られる繊維状の鉱物です。
非常に高い耐火・断熱性能を持ち、電気を通さない、加工が簡単であるなど、「魔法の鉱物」と言われるほどの有用な特性を持っているため、建築物のみならず様々な分野で使用されてきました。
しかしのちに深刻な健康被害をもたらすことが問題となり、現在では法律で使用が禁止されています。

禁止されて以降はどんな製品であっても使用されることはありませんが、それ以前に建てられた建物には、アスベストを含有する建材が今も使用されたまま残っている可能性があります。
アスベストが使用されている建物は、通常通りには外壁塗装や解体工事が行えません。
今回はアスベストが危険とされる理由や、塗装工事を行う際の注意点などについてご説明していきます。

 

目次

 

建築資材におけるアスベストの危険性

冒頭でも少し触れましたが、飛散したアスベストを吸引してしまうと人体に深刻な健康被害をもたらします。
ここではアスベストの危険性と、それに対する法規制について詳しく解説していきます。

アスベストがもたらす健康被害


 
アスベストという言葉は「消化できない」という意味のギリシャ語から来ており、人体に取り込まれると消化されることがないまま体内に残存し続け、健康に悪影響を及ぼすことが判明しています。
アスベストの繊維は髪の毛の5000分の1の細さと言われており、細かく粉砕された状態で空中を浮遊すると、呼吸によって容易に人体に取り込まれ様々な病気を引き起こす原因となります。
アスベスト含有建材で建てられた家に住み長期間吸い込み続けると、体内に入り込んだアスベストの繊維が長い潜伏期間を経て以下のような健康被害を受ける可能性があります。

・肺がん
・中皮腫(がんの一種で、肺を覆う胸膜にできる悪性腫瘍)
・石綿肺(間質性肺炎の一種。肺に刺さったアスベストが肺の線維化を促し、肺組織が硬化することにより呼吸が困難になる)

これらの健康被害は、特にアスベストが飛散する工場や建築現場で作業する人々に顕著に見られ、1970年ごろから大きな社会問題として国際的にも注目されるようになりました。


    アスベスト含有の建物は今も残存している



      アスベストの危険性は1970年代から指摘されていましたが、有用な建築資材として様々な場所で使用されていたために規制が遅れ、下記のように段階的に対策が行われてきました。

      ・1975年…アスベスト含有率5%以上の吹付け作業禁止
      ・1995年…毒性の強い青石綿・茶石綿の製造・輸入・使用の全面禁止
      ・2006年…アスベスト含有率1%を超える製品の製造・輸入・使用の禁止
      ・2012年…アスベストの製造・輸入・使用の全面禁止

      2006年以降に建てられた建物であればアスベストが使用されている可能性はほぼないと考えて良いですが、それ以前の建物ではアスベスト含有の建材が使用されている可能性があります。
      そのため、一見アスベストが使用されていなさそうな木造住宅であっても、築年数によっては外壁塗装や解体工事を行う前にアスベストが使用されているかどうかを確認しなければなりません。


      建材によって除去方法が異なる



        前述のようにアスベスト含有建材は段階的に規制が行われたため、早い段階で使用されなくなった建材もあれば、比較的最近の2006年ごろまで使用されてきた建材もあったりと様々な種類があり、建材によってアスベストの除去方法も異なります。
        またアスベスト含有の建物の解体・改築には、作業方法や作業環境について細かく規定がされています。
        飛散したアスベストによって居住者や作業者、近隣住民に被害が及ばないよう、その規定を必ず守らなければなりません。
        まずはどのような建材が使用されているかを調べ、アスベストが飛散しないよう規定を守りながらの除去となるため、通常より難易度の高い工事が必要となります。


        アスベスト含有の建物のリフォームには資格が必要



          アスベストが使用されている建材の解体・撤去作業を行う際は「石綿作業主任者」という有資格者が監督する必要があります。
          石綿作業主任者によって行われる内容は以下のとおりです。

          ・作業前の事前調査
          ・事前調査結果に基づく作業計画書の作成
          ・作業現場で使用する排気、換気、除塵装置の点検
          ・作業者が保護具を適正に使用しているかの監視

           

          アスベスト使用建材の例

          アスベストを使用している建材は飛散の危険度に応じて以下の三段階に分類されます。

          ・レベル1…発塵性が著しく高い(現場調合される吹付け材等)
          ・レベル2…発塵性が高い(シート状の耐火被覆・断熱材等)
          ・レベル3…発塵性が比較的低い(工場で製造された建材等)

          アスベスト含有の断熱材



          アスベスト含有の断熱材には以下のようなものが挙げられます。

          ・アスベスト含有吹付けロックウール(鉄骨造・鉄筋コンクリート造の建造物のエレベーターシャフト内部や柱・梁等の耐火被覆)
          ・アスベスト含有折板屋根断熱材(倉庫・駐車場・工場等の屋根部分)

          アスベスト含有の断熱材は主に体育館、立体駐車場、ビル等に使用されており戸建て住宅にはほぼ使用されていませんが、築40年以上の店舗兼住宅やアパートなどの場合は屋根裏や柱等の部分にアスベスト含有の吹付け材が施されている可能性があります。
          アスベスト含有率が5%を超える吹付け材は1975年以降、5%未満のものは1988年頃にはほとんど使用されなくなり、1995年の法規制によってアスベスト含有吹付け材は原則禁止となっています。


          アスベスト含有の屋根材



          アスベスト含有の屋根材には以下のようなものが挙げられます。

          ・アスベスト含有住宅屋根用化粧スレート(2004年製造中止)
          ・アスベスト含有ルーフィング(1987年製造終了)


          外装・内装どちらにも使用されるアスベスト含有建材



          アスベスト含有の建材には以下のようなものが挙げられます。

          ・アスベスト含有ケイ酸カルシウム板(2002年製造終了)
          ・アスベスト含有スレートボード(2004年製造終了)
          ・アスベスト含有スラグせっこう板(2004年製造終了)

           

          アスベスト含有の外壁材



          アスベスト含有の外壁材には以下のようなものが挙げられます。

          ・アスベスト含有窯業系サイディング(2004年製造終了)
          ・アスベスト含有建材複合金属製サイディング(1990年製造終了)
          ・アスベスト含有押出成形セメント板(2004年製造終了)
          ・アスベスト含有スレート波板(2004年製造終了)

           

          アスベスト含有の内装材



          アスベスト含有の外壁材には以下のようなものが挙げられます。

          ・アスベスト含有ロックウール吸音天井板(1987年製造終了)
          ・アスベスト含有せっこうボード(1986年製造終了)
          ・アスベスト含有パーライト板(2004年製造終了)

           

          外壁塗装のみの場合はアスベストによる心配は少ない

          前述したとおり、アスベストによる健康被害は空中に飛散しているアスベストを長期間吸い込むことによって生じます。
          屋根・外壁材などにアスベストが含まれている場合であっても、剥がしたり壊したりせず塗料を塗布するだけであればアスベストは飛散しないため、健康被害が生じる心配はありません。

          アスベスト使用が原則禁止となった2006年以降はどのような住宅用建材にも使用されていないので、リフォーム工事でアスベスト含有建材を使われてしまう恐れはありませんが、
          下記のような場合には引き続きアスベストの取扱いに十分注意する必要があります。

          アスベスト含有の外装材を解体するとき



          塗装だけでは修復しきれないほどひどく劣化している屋根・外壁を修繕する際に、外壁材の張替えや屋根の葺き替えを行うことがあります。
          アスベスト含有の外壁材・屋根材を張り替えもしくは葺き替えする際は、厳密に法律や法令に従って作業を進めなければならないため、通常よりも時間や工程がかかります。


          高圧洗浄時にアスベストが飛散してしまう恐れがあるとき



          高圧洗浄は外壁塗装・屋根塗装工事において欠かすことのできない工程です。
          外壁材・屋根材にアスベストが使用されている場合、高圧洗浄による強い水圧でアスベストが飛散してしまうのを防ぐために、慎重に事前調査を行う必要があります。
          高圧洗浄でアスベストが飛散しかねないほど外壁材・屋根材が劣化していれば、洗浄も撤去も行わずに既存の外壁・屋根を新しい外壁材・屋根材で覆う「カバー工法」を業者が提案する場合もあります。
          カバー工法はアスベスト飛散リスクが無い工事ですが、将来的にはいつか必ずアスベストを撤去しなければならないということを念頭に検討されることをおすすめいたします。

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          屋根カバー工法に関する基礎知識はこちらからご覧いただけます。

          ▶▶屋根のリフォームどうする?屋根カバー工法の基礎知識

          アスベスト除去の補助金

          アスベストが使用されているかどうかの調査やアスベストの撤去工事には、多くの地方自治体で補助金制度が設けられています。
          築年数や使用されている建材の種類からアスベストの使用が考えられる場合には、まずは窓口となっている地方自治体の環境課や建築課などの担当部局にご相談されてみることをおすすめいたします。
          補助金制度や問い合わせ先について不明な点があれば、近隣のリフォーム業者や外壁の張替え・屋根の葺き替え等を請け負っている外壁塗装業者へ、アスベスト含有建材が関係する工事についてご相談されるのもおすすめです。

           

          最後に

          以上のように、現在アスベストは法律によって製造から輸入、使用に至るまで全面禁止されているため、外壁塗装用塗料や外装材にアスベストが含まれているかどうかを心配する必要はありません。
          しかし既存の外壁や屋根にアスベスト含有建材が使用されていれば、通常の工事とは異なりアスベスト建材に関する法令に則った工事を行っていく必要があります。
          弊社では現場管理に当たるスタッフは全員「石綿作業主任者」資格を保有しておりますので、その点に関してもご安心して施工をお任せいただけるかと思います。

          築年数が長くずっとリフォーム工事なども行っていない建物にお住まいであれば、経験豊富なリフォーム業者はもちろん、まずは自治体などにもご相談をされてみて下さい。

           

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          今回ご説明したアスベストに関する内容や、弊社スタッフ保有資格の石綿作業主任者などについても簡単にまとめておりますので、ぜひご参考にされてみて下さい。

          ▶▶社長ブログ【アスベスト(石綿)調査義務化へ】

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          毎年点検することで、前回の点検時との違いや、北九州市に多い雨漏りなどの漏水トラブルが起こっていないかなど、細かに点検しお伝えいたします。

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          この記事を書いた人

          代表取締役 戸髙 勇樹

          保有資格:外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者、アステックペイント技術認定者

          業界歴・経歴:約17年以上。大手リフォーム会社に就職後、一度は塗装業界を離れるも、「人に感謝される仕事がしたい」と、ベストホームに入社。1500棟以上の塗装工事を実施。

          出身地:北九州市小倉北区

          コメント:創業以来24年、福岡県北九州市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・リフォーム工事を行っております。
          塗装工事はどの業者に頼まれても塗ったばかりはキレイだと思います。塗装工事で差が出るのは〈数年後〉です。塗装工事を行い数年経過しないと適正な工事をしたのかがわからない、ここが塗装業者選びの難しいところです。塗装の高品質団体プロタイムズは『社会に貢献できる塗装・社会に誇れる塗装』をご提供させていただきますので、塗装工事でお悩みの際はお気軽にご相談ください。

           

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