【外壁塗装】外壁のクリヤー塗装とは?メリット・デメリット【屋根塗装】

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新築時にせっかく選んだ外壁なので「塗り替えるときも今のデザインをそのままにしておきたい」「塗り替えで元の模様を塗りつぶしてしまいたくない」という方は少なくありません。
そのような場合に選ばれることが多いクリヤー塗装ですが、どんな外壁にもクリヤー塗装が適している訳ではありません。
そのため模様を残したい場合でも、クリヤー塗料を使うべきケースとそうでないケースを塗装業者は判断する必要があります。
今回はクリヤー塗装に関する基礎知識に触れながら、メリット・デメリットについてもご説明していきます。

 

目次

 

クリヤー塗装とは

クリヤー塗装とはわかりやすく言うと、素地(下地)が透けて見える無色透明な塗料を使った塗装のことです。
外壁塗装の見積書では「クリア塗料」「クリアー塗料」と記載されていることもあります。
着色していないので、外壁の素材の色や木目を生かしながら保護や艶出し、手触りを良くするなどの目的で使用されます。
色を付ける塗装は、外壁のデザインを塗りつぶし同じ色で同じように塗装をしようとしても、完全に再現をすることは非常に難しいと言えます。
そのため、気に入った外壁のデザインをそのままにしたいという方がクリヤー塗装を検討されます。







 

クリヤー塗装のメリット

外壁のデザインを残したまま表面を保護できるという点以外にも、クリヤー塗装には様々なメリットがあります。
ここではその内容について詳しくお伝えいたします。

既存の外壁の色や柄をそのまま残せる



冒頭でも触れたように、クリヤー塗料は塗料の色が透明であるため、塗装をしても既存の外壁の色や柄などを塗りつぶしてしまうことがなく、そのまま生かすことができます。
外壁の印象を残したまま塗り替えをすることができるのは、クリヤー塗装の最大のメリットと言えます。
前述したとおり「柄や模様などが施してある外壁」や「デザイン性の高いサイディング外壁」が気に入っていて、色付きの塗料で外壁の色や柄を塗りつぶしたくないという場合はクリヤー塗料を選ぶのがおすすめです。

外壁にツヤを出すことができる



クリヤー塗料でサイディングボードの外壁や屋根を塗装すると、明るくツヤのある保護膜を作ることできます。
外壁にツヤが出ることで、外壁の色や柄もより美しく見えるようになります。
ちなみに塗料のツヤは程度によって「艶有塗料」「7分艶塗料」「5分艶塗料」「3分艶塗料」といった種類に分けられています。
艶有塗料が最もツヤがあり、次いで7分艶塗料、5分艶塗料、3分艶塗料とツヤの程度が低くなります。
しかしこのツヤの程度に明確な基準は無いため、例えば同じ7分艶塗料であっても各塗料メーカーの製品によってツヤの程度が異なることもあります。
また、どのくらいツヤの程度が選べるかもクリヤー塗料の製品によって異なるため、「艶有塗料」しかない製品もあれば、「艶有塗料か5分艶塗料」などと選択できる製品もあります。

外壁を長持ちさせることができる



外壁塗装には外壁を長持ちさせる効果があります。
これは通常の色付きの塗料だけでなく、クリヤー塗料で塗装した場合にももちろん同様の効果が得られます。
もともとの外壁の意匠性を残したままで耐久性を上げることができるというのも、クリヤー塗装の大きなメリットの一つと言えます。
また一口にクリヤー塗装と言ってもその種類は様々で、選ぶクリヤー塗料によってはより長期的に長持ちさせることも可能です。

工期が短くなる&費用が安くなる可能性がある



色付きの塗料で外壁塗装をする場合「下塗り→中塗り→上塗り」と塗り重ねていきますが、クリヤー塗装の場合は下塗りがなく「中塗り→上塗り」といった工程になります。
つまりクリヤー塗装は色付きの塗料での塗装と比べ、塗装回数が少なくて済むのです。
塗装回数が少なくなる分、塗装工事にかかる期間(工期)が短くなり、人件費や材料費を抑えられる可能性があります。
しかしこれはあくまで可能性の話であって、工期は下地の劣化症状や天候等にも左右されるため短くならない場合もあったり、使用する塗料の種類や量によっては材料費が相応にかかる場合もあるので注意が必要です。

チョーキング現象が発生しない



経年劣化が進んだ塗装面に触れると、白いチョークのような粉が付くようになります。これはチョーキング現象と呼ばれる劣化症状の一つです。
主に紫外線で塗膜が破壊され、顔料が表面にむき出しになってしまうことが原因です。
しかしクリヤ―塗料であれば顔料が含まれていないため、このチョーキング現象は発生しません。





クリヤー塗装のデメリット

ここまでメリットについてご説明しましたが、クリヤー塗装にはデメリットもいくつか存在します。
以下ではその内容について詳しくご説明していきます。

色付きの塗料よりも塗り替えのサイクルが早まる可能性がある



クリヤー塗装をする場合、外壁にひび割れや傷・色褪せなどの症状が生じていないことが条件となります。
そのため、クリヤー塗料を使用するにあたっては「外壁に劣化症状が生じる前」に外壁塗装をする必要があります。
通常の色付き塗料は外壁に劣化症状が生じてから行うため、それに比べるとクリヤー塗装は早いサイクルで塗り替えをしなければなりません。

 

外壁の傷やひび割れなどが透けて見えてしまう



劣化が生じている外壁の上にクリヤー塗装をすると、外壁の傷やひび割れなどが透けて見えてしまいます。
当然、塗装前に傷やひび割れを補修した場合にも補修跡が透けて見えることになります。
色付き塗料のように外壁に生じている傷・ひび割れ等を隠すことができないというのは、やはりデメリットと捉えられます。

コーキングの上は塗装できない



コーキングとはサイディング等の外壁のつなぎ目に使われているゴム目のことです。コーキングもゴム素材なので経年と共にひび割れや肉痩せなどの症状が出てきます。
そのため住宅塗装の際は、古い物を撤去して新しいコーキングを打ち直す作業が必要となります。
通常であればコーキングを打ち直し、上から塗り替えることでシーリングの保護にもなりますが、クリヤー塗料はシーリングの上から塗装をすると塗膜の剥離や収縮割れを起こすため塗ることができません。

クリヤー塗装ができない場合

前章で少しお伝えしましたが、外壁の劣化状況などによってはクリヤー塗料を使用できない場合があります。
ここではどのような場合にクリヤー塗装ができないかを具体的にご説明していきます。

チョーキングが発生している



「クリヤー塗装のメリット」の章でも登場した「チョーキング」が生じている外壁には、クリヤー塗料は使用できません。
なぜならチョーキングが生じている外壁に塗装すると、ムラになったり白っぽい仕上がりになったりする可能性があるからです。
最悪の場合、付着不良や剥がれなどの不具合を引き起こしてしまうこともあります。

どのくらいで外壁にチョーキングが生じるかは、お住まいの環境や外壁材の種類によっても異なりますが、目安としては築10年(もしくは前回塗装をしてから10年)ほど経っている場合は、チョーキングが生じクリヤー塗料が使用できない可能性があります。

合わせてチェック


チョーキングやその他の劣化症状についてはこちらからご覧いただけます。

▶▶最適な時期はいつ?外壁塗装のタイミング

光触媒、フッ素、無機といった特殊塗料が塗装されている外壁材



基本的には、光触媒・フッ素・無機といった特殊塗料が塗装されている外壁材には、クリヤー塗料は使用できません。
無理にクリヤー塗装をすると、早期の塗膜剥離等の不具合が生じる可能性があります。
ただし、近年は技術の進歩によって特殊塗料の中でもフッ素・無機が塗装されている外壁材については塗装できる場合もありますので、まずは塗装業者にご相談されてみて下さい。

 

最後に

このように塗料は塗りつぶすだけでなく、素材を生かしながらお住まいの美しさを保つことができます。
こだわって建てられたお住まいであればなおさら、気に入っていた雰囲気が変わってしまうのではとご不安になる前に一度クリヤー塗装について塗装業者にご相談されてみて下さい。

弊社では、お住まいの状況に合わせた塗装プランのご提案しております。
お住まいの状況は環境によって大きく変わります。
だからこそ、プロである私たちがお住まいごと、お客様ごとに最適な塗料・プランをしっかり検討いたします。
もちろん、お住まいの状況を確認したいという方もご相談ください。
▶▶お問い合わせはこちらから

また弊社の大切にしていることとして、塗装後もキレイを保つことです。
「毎年点検」として、毎年お住まいの外壁塗装の状況を確認させていただいております。
毎年点検することで、前回の点検時との違いや、北九州市に多い雨漏りなどの漏水トラブルが起こっていないかなど、細かに点検しお伝えいたします。

顔を合わせる機会が増えることで、お客様にとって住まいに関するお悩みやお困りごとを『気軽に、安心して相談できる』会社を目指しています。

▶▶お住まいの状態を一度確認して見ませんか?無料見積もりはこちらから

 

この記事を書いた人

代表取締役 戸髙 勇樹

保有資格:外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者、アステックペイント技術認定者

業界歴・経歴:約17年以上。大手リフォーム会社に就職後、一度は塗装業界を離れるも、「人に感謝される仕事がしたい」と、ベストホームに入社。1500棟以上の塗装工事を実施。

出身地:北九州市小倉北区

コメント:創業以来24年、福岡県北九州市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・リフォーム工事を行っております。
塗装工事はどの業者に頼まれても塗ったばかりはキレイだと思います。塗装工事で差が出るのは〈数年後〉です。塗装工事を行い数年経過しないと適正な工事をしたのかがわからない、ここが塗装業者選びの難しいところです。塗装の高品質団体プロタイムズは『社会に貢献できる塗装・社会に誇れる塗装』をご提供させていただきますので、塗装工事でお悩みの際はお気軽にご相談ください。

 

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