【外壁塗装】外壁をツートンカラーに!塗装前に知っておきたいポイントと注意点

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外壁塗装の際、理想の外観とするために気になるのがやはり色選びではないでしょうか。
おしゃれな外壁にするテクニックの一つに、ツートンカラーで塗り替えるという方法があります。
単色での塗り替えでも色選びに悩みそうなのに、複数の色で塗り分けるツートンカラーはさらにハードルが高そう…と思われる方もいるかもしれません。
今回は、最近徐々に増えつつある「ツートンカラー」にする上でのポイントや注意点についてお伝えしていきます・

 

目次

 

ツートンカラーとは

「ツートン」とは「two-tone」という意味で、2色使いをする配色テクニックのことです。
2色使いすることによって、単色では生み出せないデザイン性を出すことができます。
ちなみに、ツートンカラーで塗装をしたからといって塗装費用が通常よりも割高になることはないため、安心して取り入れられるテクニックです。

外壁の色に選ばれることが多いグレーやベージュも、ツートンカラーにすれば他の家とは違った雰囲気にすることができます。
周りの家と被らないデザインにしやすいので、存在感のあるおしゃれ雰囲気に仕上げたい方にオススメです。

ツートンカラー塗装の費用



ツートンカラーで塗装をしても使用する塗料のグレードが同じであれば、費用は単色仕上げとほとんど変わりはありません。
基本的な外壁の塗装費用は、塗料の㎡あたり単価に外壁の面積を乗じて算出するため、塗料を2色用意したからといって塗装費用が跳ね上がることはありません。
「人気のツートンカラーなので手間賃が倍必要」などと言って、相場の倍以上の費用を請求してくる悪徳業者には注意が必要です。

 

ツートンカラーにするときは配色が大事

ツートンカラーでの色選びに際して、ただやみくもに好きな2色を選ぶだけではおしゃれなデザインに仕上りません。
以下ではツートンカラーを考えるときに知っておきたい、基本的な色彩テクニックについてお伝えします。

調和がとれた同系色を選ぶ



「同系色」とは、色相環の隣り合う色や近い位置にある色のことを指します。
同系色の配色にすることで色相に類似性を感じられるため、まとまって見えるようになります。

 

色がまとまらないときは「セパレーションカラー」を入れる



「色を2種類選んだけどなかなかまとまらない」といった場合は、2色の間に「セパレーションカラー」を入れるのがおすすめです。
2色間に別の色で境界を入れることによって、それぞれの色を独立させることができます。
そうすると、選んだ色をより効果的な配色に変えることができます。
セパレーションは色を分離することで、色味が強すぎる配色を和らげたり、逆に弱すぎる配色を引き締めたりと、2色の見え方を調整してくれます。
このセパレーションカラーには目立つ色ではなく、無彩色・低彩度色などを使用することをおすすめいたします。







ツートンカラーはメリハリが大切



ツートンカラーにするときは、建物全体のメリハリを意識するのもポイントです。
建物全体にメリハリを生み出すためには、最初にベースとなるカラーを決め、そのベースに対し組み合わせる色をアクセントとして使うのがおすすめです。
外壁全体の6~7割をベースカラーとし、残りの3~4割にアクセントとなる色を組み合わせることで、メリハリのあるツートンカラーを作ることができます。
色の配分を5:5にしてしまうと、メリハリが薄れてまとまりのない外壁デザインになってしまうので注意が必要です。







塗り分ける位置もまとまりを意識する



ベースカラーとアクセントカラーを塗り分けるときは、外壁の形に合わせて区切ることを意識するのも大切です。
外壁の形を無視して、窓サッシのやや上やど真ん中など中途半端な位置で塗り分けると、違和感が出て統一感が薄れてしまいます。
ベランダなど外壁の出っ張った部分や、窓サッシの角に合わせて塗り分けると配色と外壁の形が調和し、秩序の取れたデザインとなります。

色は最大3色まで



洋服のコーディネートで3色におさえるのがポイントと言われるのと同様に、外壁でも色は最大3色までに抑えるのがベストです。
色数が多すぎるとそれぞれの色の主張が強くなり、まとまりがなくなってしまいます。
3色を選ぶコツとして、「ベース」「アソート」「アクセント」の3つに分けて考えられます。

ベースカラー 塗装面積が一番大きい色です。目安は外壁全体の70%程度を占めます。
赤や緑などの鮮やかな原色は不向きとなります。また近隣の外壁の色から
逸脱しすぎる色は避けたほうが良いでしょう。
アソートカラー ベースカラーの次に大きい面積の色で、目安は外壁全体の25%程度を
占めます。ベースカラーとアクセントカラーの間を取り持ち、安定させる
役割があります。
アクセントカラー もっとも面積が小さい色で、目安は外壁全体の5%程度です。
個性的な印象を与えたり、全体を引き締める効果があります。

 

ツートンカラーに区切る方法

ツートンカラーは塗りたい場所を塗りたい色でばらばらに塗り分けても、おしゃれな配色にはなりません。
また水平方向に区切るか、垂直方向に区切るかによっても、外観の印象は全く異なります。
ここでは色の区切り方でどのような印象の変化があるのかご説明していきます。

上下(水平方向)で区切る



ツートンカラーで塗装する際によく使われる塗り分けの方法です。
例えば下半分(1階部分)に濃い色、上半分(2階部分)に薄い色を置くと、家の下部分が膨張したように目が錯覚し、ずっしりとした大きな家のような重厚感が生まれます。







 

左右(垂直方向)で区切る



垂直方向に左右で色を区切ると、スタイリッシュな印象が生まれます。
よりスタイリッシュな雰囲気を強調したいときは、ネイビー×茶や黒×白など濃い色をアクセントに使う組み合わせが人気です。
反対にスタイリッシュな雰囲気を抑えたいときは、ベージュ×薄い茶色、白×パステルブルーなど、穏やかな色同士を組み合わせると、鋭さがなくなり優しい洋風のデザインにすることができます。







 

出っ張った部分で区切る



ベランダや外壁の出隅など、出っ張った部分を使って塗り分けるテクニックもおすすめです。
建物の形状に対し、ベースカラーとアクセントカラーがきれいに調和し立体感も生まれるため、最もシンプルでまとまりのあるデザインになります。







 

ツートンカラーにするときの注意点

単色での塗装と違って、複数の色で塗り分けるツートンカラーには、いくつかの注意点があります。
以下では、色の選び方の基本的な注意点とツートンカラーにするときのコツも併せてご紹介いたします。

実際に塗装してみるまで仕上がりはわからない



単色で塗装する際も同様ですが、ツートンカラーにする際もやはり実際に塗装してみるまでは、完全な仕上がりの印象はわかりません。
そのため色選びの際、より塗装した状態に近い色見本を作ってくれて、納得できるまでカラーシミュレーションを手伝ってくれる、施工実績が豊富な業者を選んでおくことが大切です。

●大きな色見本を用意する
明るい色は、小さな面積に塗られたときよりも大きな面積に塗ると、鮮やかな色味に見えることがあります。
反対に暗い色は、小さい面積に塗られていると濃く見えるように目が錯覚します。

このように、塗られた面積によって明度や彩度が違って見える現象を色の「面積効果」と呼びます。
また、太陽光の下や影になったときでも色の見え方は異なります。

これらのことを知らずに、小さなカラーサンプルや色見本帳の色を信じて塗装してしまうと、「白に近いクリーム色かと思ったら黄色っぽくなってしまった」「濃い黒かと思ったらグレーに近い色になってしまった」といったように、イメージと違う結果にがっかりしてしまうかもしれません。

色見本はA4サイズなどできるだけ大きなものを作ってもらい、その色見本を光にかざしたり遠くから眺めたりして、実際に塗装された状態に近い環境で色を確かめることが重要です。

合わせてチェック


色選びの際のポイントについてはこちらからご覧いただけます。

▶▶失敗しない!色選びのポイント


●施工経験に基づくアドバイスを参考にする
塗装前のイメージと実際の仕上がりを熟知しているのは、何百~何千件と建物の塗装をしてきた塗装業者です。
またコンピューターによるカラーシミュレーションは、あくまで画面上のシミュレーションであり、何よりも信頼できるサンプルは実際に塗装が行われた家に他なりません。
ツートンカラーの配色を考えるときは、依頼する業者が実際に行ったツートンカラーの施工事例などを見せてもらい、塗り分けのポイントや自分たちの家で応用できるテクニックなどを教えてもらうことをおすすめします。

 

外壁以外のパーツの色にも注意



外壁だけでなく、窓サッシやカーポート、植木、門扉、フェンスといったエクステリアパーツも念頭に配色をすることが大切です。
配色を考えるとき特に忘れがちなのが、雨樋や軒天、鼻隠し、破風板などの外壁の付帯部分です。
せっかくきれいな配色と塗り分けを計画しても、付帯部を相性の悪い色で塗装してしまっては全体の調和性が崩れてしまいます。
付帯部が目立たないように外壁と同じ色で塗装するか、あえて目立たせるかによっても外壁の印象は大きく異なるため、ツートンカラーにする際はぜひ付帯部の色選びにもこだわられてみて下さい。

最後に

ツートンカラーは、今の外壁デザインに物足りなさを感じている方にぜひ取り入れていただきたい配色テクニックです。
一見ハードルが高そうに見えますが、今回ご紹介したような「色同士の相性とそれによって生じるテーマ」「塗り分けの位置」「区切る方向」をしっかり押さえておけば色選びもスムーズに進みやすいかと思います。

さらにイメージとのギャップが生じないよう、大きな色見本を作ってくれる業者に依頼できれば、高度な専門知識がなくともおしゃれな外壁に仕上げることは可能です。
まずはツートンカラーで塗装された住宅の施工例をいくつか実際に見て、どのような雰囲気の家にしたいかを決められることをおすすめいたします。


弊社では、お住まいの状況に合わせた塗装プランのご提案しております。
お住まいの状況は環境によって大きく変わります。
だからこそ、プロである私たちがお住まいごと、お客様ごとに最適な塗料・プランをしっかり検討いたします。
もちろん、お住まいの状況を確認したいという方もご相談ください。
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また弊社の大切にしていることとして、塗装後もキレイを保つことです。
「毎年点検」として、毎年お住まいの外壁塗装の状況を確認させていただいております。
毎年点検することで、前回の点検時との違いや、北九州市に多い雨漏りなどの漏水トラブルが起こっていないかなど、細かに点検しお伝えいたします。

顔を合わせる機会が増えることで、お客様にとって住まいに関するお悩みやお困りごとを『気軽に、安心して相談できる』会社を目指しています。

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この記事を書いた人

代表取締役 戸髙 勇樹

保有資格:外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者、アステックペイント技術認定者

業界歴・経歴:約17年以上。大手リフォーム会社に就職後、一度は塗装業界を離れるも、「人に感謝される仕事がしたい」と、ベストホームに入社。1500棟以上の塗装工事を実施。

出身地:北九州市小倉北区

コメント:創業以来24年、福岡県北九州市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・リフォーム工事を行っております。
塗装工事はどの業者に頼まれても塗ったばかりはキレイだと思います。塗装工事で差が出るのは〈数年後〉です。塗装工事を行い数年経過しないと適正な工事をしたのかがわからない、ここが塗装業者選びの難しいところです。塗装の高品質団体プロタイムズは『社会に貢献できる塗装・社会に誇れる塗装』をご提供させていただきますので、塗装工事でお悩みの際はお気軽にご相談ください。

 

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