2025/04/22

トイレは日常的に使用するため、リフォームをおこなう場合には施工手順を把握しておきたいですよね。使用できない期間がわかっていると、工事に合わせたスケジュールを組むこともできます。
できるだけストレスフリーなリフォームを叶えるためにも、手順を把握しておきましょう。自分でDIYをおこなう場合の手順もお話していきますので、有意義なトイレリフォームに活かしてください。
トイレリフォームの大きな流れと施工手順

トイレリフォームの流れはおもに5つの工程にわかれます。
- 事前準備
- プランニング
- 施工前準備
- 工事の実施
- 完了検査
●●事前準備
まずはリフォームの目的を明確にしましょう。以下の3つの目的を例として考えてみてください。
A「古いから綺麗にしたい」
B「最新の機能が欲しい」
C「冬場に便座に座ったときの冷たい不快感をなくしたい」
Aの目的よりも、Cの目的の方が明確なのがわかりますよね。このように、目的を明確にすると、必要になる機能も見えてくるのです。必要以上の機能を入れて後悔することも回避できます。
内装も合わせておこなう場合には、どのような雰囲気にしたいのかも考えておきましょう。希望や理想を明確にしておくことで、業者への相談もスムーズになります。相談すべき業者についてもこの段階でリストアップしておくと話が早いです。
●●設計とプランニング
リフォーム業者と打ち合わせをしていきます。トイレのレイアウトや色、素材を選び、完成図を明確にしていきましょう。そうすることで、必要な費用についても具体的な数字にあらわすことができます。
見積もりをもらう場合には、複数の業者に同じ条件で見積書を作成してもらい、比較することも大切なステップです。この工程を踏んでおくと、業者選びや適切なプランの選択を後悔なくおこなうことができます。
見積もり比較は決して安い業者を探すものではなく、総合的に適切な提案がなされているかを見極めるためにおこないます。打ち合わせは面倒に感じるかもしれませんが、段取りにあたる工程をしっかりとやっておくと後がスムーズです。
●●施工前の準備
施工前には状態の確認や必要な箇所への養生など、手厚い準備をおこなってくれる業者がベストです。なぜかというと、トイレのリフォームでは施工内容によっては配管や電気工事の追加が発生する可能性があるためです。
- トイレの中の掃除道具
- 小物類は別の場所に移動させる
- 施工前に止水栓が止まっていることを確認する
- 不具合や故障のある箇所や状況を確認しておく
トイレ内はできるだけ綺麗な状態にしておくと、施工しやすくなります。ほこりまみれになっている状態では施工の前に清掃が必要になり、工期にも影響するのです。また、施工中はほこりが舞ったり、床に水が垂れたりすることがあるため、ディスプレイしているものが汚れる可能性があります。小物類などはすべて移動させておきましょう。
不具合や故障がでているところを改めて確認しておくことで、施工後の変化を実感しやすくなります。どこがどのように変わったのか施工前に写真に残しておくと、リフォームの満足感もアップしますよ。施工不良などがあったときの証拠としても有効なので、現状写真を撮っておくことは大切なのです。
●●工事の実施
工事が始まると一時的にトイレが使用できなくなります。工事期間はリフォーム内容によって異なります。業者によっても施工スケジュールの組み立て方が異なる場合があるため、以下の期間を目安としつつ、施工業者に確認をおこないましょう。
- 便座の交換:30分~2時間程度
- トイレ本体の交換:半日~1日
- 床・壁の改修:1~2日
- 和式から洋式トイレにリフォーム:2日~5日
- 介護やバリアフリー化のために拡張・新設:3日~5日
目安の期間がわかっていれば「トイレにいけないかもしれない」というストレスも軽減できます。
●●完了検査
工事が終わったら、動作確認などをおこないましょう。業者がおこなってくれる場合が多いですが、使い勝手の確認も兼ねて一度触っておくと安心です。業者がいる状態であれば、わからないところもすぐに確認ができます。
完了検査が終わったら、保証やアフターサービスについて再度確認しておきましょう。事前の確認も大切ですが、工事後に再度確認しておくことによってお互いに認識を深めることができます。
トイレリフォームをDIYするときの施工手順

トイレリフォームは内装であればDIYも可能です。施工手順としては、大きく2つの工程にわかれます。
- 必要な道具の準備
- 施工の流れとスケジュール確認
- 既存のものを撤去する
- 新しいものを設置する
●●必要な道具の準備
施工内容によって必要な道具を準備していきます。塗装が必要ならば、養生グッズや適切な塗料やハケなども必要です。トイレリフォームで役立つ基本的な道具としては、ドライバーやレンチ、カッター、メジャーなどがあります。
場合によっては特殊な道具が必要になることもあるため、事前に確認して十分に準備しておきましょう。作業を始めてから必要なものを買いに走っていると、完了までに時間がかかってしまいます。
●●施工の流れとスケジュール確認
施工内容によって流れの確認をおこないます。塗装であれば養生が必要になりますし、そうなれば工事期間も変わってきますよね。施工の流れとスケジュールをあらかじめ確認しておくことで、滞りない施工が叶います。
自分でDIYをおこなう場合には、どうしてもマイペースになりがちです。
💬「疲れたから明日でいいか」
💬「忙しくなってきたからいったん中断するか」
どうしても自分に甘くなってしまうこともあるのです。ですが、トイレは毎日使用する場所であるため、施工中の状態を長期間続けるわけにはいきません。ほかにご家族がいれば、施工中の状態がストレスの種になることもあるのです。DIYだからといってマイペースになりすぎず、計画を立てたうえで取り組むことが大切です。
●●既存のものを撤去する
まずは、DIYをおこなう部分にある既存のものをすべて撤去しましょう。
- 壁についているものを取り外す
- 巾木をはがす
- 壁紙をはがす
- 床のクッションフロアをはがす
施工内容によって必要な工程は異なりますが、施工が必要な部分は一気にゼロの状態に戻します。内装すべてをおこなう場合、まずは壁紙をはがして貼る、といった一部のみで施工をしているとほかの箇所に不具合がでるリスクが高まります。
塗装をおこないたいという場合には、なおさらにゼロの状態に戻してからおこないましょう。撤去と施工の工程を2つにわけておこなうことで、時間の区切りも明確になります。
リフォームが1日で終わらない場合は、初日は既存のものを撤去するところまで終わらせるようにしましょう。内装すべてをおこなう場合には、1日かけて1箇所ずつ撤去するのも方法の1つです。DIYだからこそ、自分のペースで作業がおこなえるのはメリットです。
1つずつ作業を終わらせていくことで中途半端にならず、施工期間中にトイレを利用するのもストレスになりません。
●●新しいものを設置する
撤去作業が終わったら、新しいものを設置していきます。
- 壁紙を貼る
- 床材を貼り付ける
- 巾木を貼る
- 施工のために取り外したものを戻す
塗装作業をおこなう場合には、作業に入る前に養生をほどこしましょう。塗装がついてしまうと困る部分、塗料が飛び散る可能性がある部分には養生をしておくと安心です。DIYでおこなうからこそ、ハプニングに備えて念のための行動を重視しましょう。
施工のために取り外したものとは、おもにペーパーホルダーやコンセントプレートなどがあてはまります。とくに壁紙の貼り替えをおこなう場合には、既存のクロスだけでなく壁に設置されているものもすべて撤去します。
トイレタンクから壁に延びている管部分は取り外さずに作業しても構いません。塗装する場合は養生しておきましょう。収納棚のような取り外すのが難しいものもそのままでも大丈夫です。撤去のときに施工のことを想定して動いておくと、設置作業がスムーズになります。
トイレリフォームは業者に相談してからDIYを検討しよう

トイレリフォームの内装を自分でおこなう場合であっても、一度業者に相談をしておきましょう。すべて自分でおこなう場合、最適な道具や建材などが把握しきれない可能性があります。
ホームセンターなどでキットが売られていたり、YouTubeでやり方動画が見れたりする時代ではありますが、まずは専門家の意見を聞いてみましょう。毎日使うトイレだからこそ、不具合がおきて使用できなくなるといった事態は回避しなければなりません。
「業者を呼んだらお金がかかる」と心配になるかもしれませんが、無料で相談や見積書の作成をおこなっている業者もいるため、相談から始めてみましょう。
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この記事を書いた人
代表取締役 戸髙 勇樹
保有資格:外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者、アステックペイント技術認定者
業界歴・経歴:約17年以上。大手リフォーム会社に就職後、一度は塗装業界を離れるも、「人に感謝される仕事がしたい」と、ベストホームに入社。1500棟以上の塗装工事を実施。
出身地:北九州市小倉北区
コメント:創業以来24年、福岡県北九州市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・リフォーム工事を行っております。
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