【外壁塗装】外壁塗装は乾燥時間が肝心!一日一工程の重要性

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塗料は正しい方法で塗られて初めて製品として成り立ちます。
その正しい方法の一つとして「塗料の乾燥時間を守る」というものがあります。
乾燥時間を守らずに塗装をしてしまうと、膨れや剥がれといった不具合を引き起こすリスクが高まります。
塗膜が剥がれたり膨れたりといったような症状は、塗膜表面ではなく塗膜内部の乾燥が不十分な状態で施工することに起因するのです。
今回はこのようなトラブルを防ぐための、外壁塗装における乾燥時間について詳しくご説明していきます。

 

目次

 

乾燥時間についての基礎知識

ここでは外壁塗装の乾燥時間に関する基礎知識についてご紹介します。

乾燥時間とは塗料が乾くまでの時間のこと



乾燥時間とは、下塗り・中塗り・上塗りというそれぞれの塗装の間の乾かす時間のことを言います。
塗膜の乾燥の度合いには以下のような段階があり、それによって次の工程に進めるかどうかの判断をします。

【第1段階】指触乾燥
指の腹で軽く塗装面に触れたとき、塗料が付着しないごく初期の乾燥状態。この段階での重ね塗りは不可。

【第2段階】半硬化乾燥
塗装された面を軽く擦っても跡がつかないくらいに乾燥している状態。重ね塗りが可能な状態。

【第3段階】硬化乾燥
指の腹で塗装面を圧迫しても、指紋が塗膜につかない乾燥状態。表面だけでなく塗膜内部でもかなり乾燥が進んだ状態。

【第4段階】完全乾燥
塗装面の乾燥が表面だけでなく塗膜内部まで進み、完全に乾いたと言っても良い状態。酸やアルカリといった薬品などに対しての耐性も発揮される。

冒頭でもお伝えしましたが塗料は半製品のため、塗られ、乾燥し、密着することでやっと一つの商品として成り立ちます。
つまり塗料の性能を十分に発揮させるためには、塗った後にしっかりと乾燥させて塗膜を形成させる必要があるのです。
身近なもので例えると接着剤が挙げられます。
接着剤も瞬間的に硬化するものばかりでなく、完全に硬化して密着するまで数分~数時間、もしくは数日待たなければならないものがあります。
それと同じように、塗料も決められた乾燥時間を守らなければ外壁に付着しません。

乾燥時間が守られていないと塗料の性能を最大限発揮できない



塗料の乾燥時間はその製品ごとに異なり、各メーカーではカタログや仕様書、施工手順書などにその時間を明記しています。
この乾燥時間を守り正しい施工方法で作業して初めて、メーカーが想定している性能を満たした仕上がりとなります。

中には「乾燥時間=待ち時間」と捉え、ほんの少し乾かしただけで次の工程に移る業者もいます。
現在の塗料は優秀なため、次の重ね塗りまでの乾燥時間を守らなくても塗った直後に不具合が出ることはありません。
それどころか非常に専門的で科学的な分析をしない限り、乾燥時間をしっかり守った場合の塗り替えと区別することはほぼ不可能と言えます。
耐用年数が約10年の塗料であれば、その違いが出てくるのは数年後とされています。
このように塗った直後にはわからないという側面を利用して、乾燥時間を守らない業者も中には存在するため注意が必要です。

一日で下塗り~上塗りまでを一気に仕上げることはあり得ない



一般的な外壁塗料において、乾燥時間は4時間ほどのものが多い傾向にあります。
「下塗り→乾燥時間(4時間)→中塗り→乾燥時間(4時間)→上塗り」と考えても、
一つの現場につき乾燥時間は8時間以上必要と考えられます。
つまり各工程の塗る時間を半日としても、一日で仕上がることはまずあり得ません。
しかし中には、一日で下塗りから上塗りまでを仕上げてしまう業者が存在することも事実です。
トラブルを防ぐためにも工程表を見せてもらい、乾燥時間を考慮した一日一工程の内容になっているかをきちんと確認することが大切です。

 

塗料や季節によって乾燥時間は異なる

乾燥時間はどの塗料も一概に同じではありません。季節や気候によっても乾燥しやすい、しにくいといった差があります。
ここではその違いについて詳しくご説明していきます。

塗料によって乾燥時間は異なる



塗料メーカーごとで乾燥時間の基準に多少変動があるので、使用する塗料メーカーのパンフレットなどで確認することが重要です。
また塗料の乾燥時間は、水性塗料か溶剤塗料かでも変わってきます。
水性塗料は水分が蒸発することによって塗膜を形成するため、低温であると極度に乾燥が遅れる場合があります。

乾燥しにくい気象条件下では乾燥時間を延ばす



外壁塗装の場合、乾かすのは外になるため気候にも左右されます。
外気温が低くなればなるほど乾燥時間も長くなるため、夏場は乾燥が比較的短く、冬場は比較的長くなる傾向にあります。

冬場では気温が5℃以下の場合や、梅雨時期などで雨が降ったり湿度が85%以上の場合にも塗装は行えません。
ただし冬や梅雨時期に塗装自体ができないという訳ではなく、塗装可能な気候条件さえ満たしていれば塗装は可能です。

合わせてチェック


塗装が行える気候条件に関する基礎知識はこちらからご覧いただけます。

▶▶冬でも可能?冬に行う塗装工事メリット・デメリット

▶▶夏でも塗装できる?メリット・デメリット

 

最後に

このように外壁塗装において乾燥時間を守ることは非常に大切な事です。
弊社でも厳守している「一日一工程」をきちんと行うことで、塗料の持つ性能を最大限に発揮することができ、
施工不良による塗膜の剥離や早期劣化を防ぐことができます。
業者選びの際には今回ご紹介した内容をご参考に、工程表は乾燥時間を考慮した内容になっているか?等にも着目されてみて下さい。

弊社では、お住まいの状況に合わせた塗装プランのご提案しております。
お住まいの状況は環境によって大きく変わります。
だからこそ、プロである私たちがお住まいごと、お客様ごとに最適な塗料・プランをしっかり検討いたします。
もちろん、お住まいの状況を確認したいという方もご相談ください。
▶▶お問い合わせはこちらから

また弊社の大切にしていることとして、塗装後もキレイを保つことです。
「毎年点検」として、毎年お住まいの外壁塗装の状況を確認させていただいております。
毎年点検することで、前回の点検時との違いや、北九州市に多い雨漏りなどの漏水トラブルが起こっていないかなど、細かに点検しお伝えいたします。

顔を合わせる機会が増えることで、お客様にとって住まいに関するお悩みやお困りごとを『気軽に、安心して相談できる』会社を目指しています。

▶▶お住まいの状態を一度確認して見ませんか?無料見積もりはこちらから

 

この記事を書いた人

代表取締役 戸髙 勇樹

保有資格:外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者、アステックペイント技術認定者

業界歴・経歴:約17年以上。大手リフォーム会社に就職後、一度は塗装業界を離れるも、「人に感謝される仕事がしたい」と、ベストホームに入社。1500棟以上の塗装工事を実施。

出身地:北九州市小倉北区

コメント:創業以来24年、福岡県北九州市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・リフォーム工事を行っております。
塗装工事はどの業者に頼まれても塗ったばかりはキレイだと思います。塗装工事で差が出るのは〈数年後〉です。塗装工事を行い数年経過しないと適正な工事をしたのかがわからない、ここが塗装業者選びの難しいところです。塗装の高品質団体プロタイムズは『社会に貢献できる塗装・社会に誇れる塗装』をご提供させていただきますので、塗装工事でお悩みの際はお気軽にご相談ください。

 

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